↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
性奴隷がゆく  作者: きっと小春
本編
95/153

第95話 ケージの日常 その3

梅雨が終われば夏ですね。

今年こそは一人旅に行きたいです。

が、きっと無理なんだろうな。

アイツのせいで、そんな気分をぶち壊されてしまうのです。

手洗い、マスク、消毒、時短などなど……。

山奥のガソリンスタンドが廃業してるかも知れませんし……。


さてさて、ケージの日常三回目です。

自分の非力さを痛感しますが、頑張って欲しいですね。

 目覚めると、泣き顔のメイが必死に氷の入った革袋を俺の頬に当てていた。


「あ、ケージ……ごめんなさい……。イブリットは……怖がりで、助けてあげないとって……」

「誤解が解けたみたいで…‥イテテテ……」

「あ、動かないで……」


 青い髪の少女メイは人族の少女だ。

 格闘家の父がギャンブルで大損してしまい借金のカタとして、メイが性奴隷として売られてしまったらしい。

 格闘家の娘であるメイを性奴隷として教育し直すのは大変で、一時的にメイは心の病にかかってしまったそうだ。

 今は何か吹っ切れて、立派に娼婦としての責務を果たしている。


「ケージが先天性のマナ欠乏症だと知らなかったの……。いつもあんなに元気だったし……。私、ケージを殺すところだった……」


 おいおい、今度死んだら本当にエンドっぽいのに……。やっぱり異世界は怖いな。


「本当にごめんなさい」


 素直で良い子じゃないか。

 こんな子を性奴隷にした親は、どんな大馬鹿野郎なんだよ!!


 メイは服を脱ぎ始めた。

 やせ細っている感じなのだが、それは間違っている。

 女性特有の脂肪ではなく、格闘家として引き締まった筋肉のため、そう見えていたのだ。


「ちょ、なに……脱いでるの?」

「ケージは男娼の中でもエース級の存在だから、使い物にならなくなってないか調べろって……店長に言われたの……」

「えっ?」


 ちょっと!?

 男娼館に遊びに来る女性には何も感じないが、メイは駄目だ。

 背徳感が半端じゃない。

 これはロジーナに対する気持と一緒だ。


「これが……ケージの……」


 メイの手がイケない部分伸びてきた。


「ちょっと、アレが……来ちゃう……」

「アレって?」


《はい、アレです。時間をふっ飛ばしますね。エッチしてしまったという事実だけが……結果だけが残ったというか、書けないって言ってるだろ!! そう、エッチな時間は消し飛んだ!! ”なろう”ではエッチは全て無意味となるのだッ!!》


 娼婦vs男娼。


 勝負はケージのSSS級の性技を持つケージの勝ち。

 殴り倒された後は、エッチが待ってるパターンだったな……。


「はぁ、はぁ、はぁ……し、信じられない……こんな……」

「駄目だよ、メイ。言葉にしてはいけない言葉があるんだ」

「な、なんのこと……?」


 なろうにはルールがあるんだよ。

 ケージはメイを黙らせるように口付けする。


「あれだけ出来るなら、ケージ、大丈夫だろ? あぁ、ちょっと顔の腫れが酷いな……」


 いつから……そこにいた!?

 途中から店長は俺達の戦いを見ていたのか!?

 でも、店長がたた者ではない事を知れてよかった……。

 脱出の時に役立つだろう。


 しかし、俺って……相変わらずの弱小か。

 六歳程度の幼女にも殴り殺される自信はあるぜ!!


 街から出た直後に魔物に殺されたりする気がする。


 さて、どーすっかな……。

 どうやれば、ノディールたちに会えるんだろう……。

 もしかしたら、一生このままなのだろうか?

 性奴隷の寿命は短いんだぞ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。