第63話 抗争勃発!?
前の話しがあまりにも展開が無かったので、もう一話追加します。
なけなしのストックからの放出です。
しかし、何故だ?
今回も話しが進んでいない……。
小都市リゼンダで羽を休めた俺たちは、翌朝集合場所の広場に行く。
「駄目だ。噂だが……。レッドスコルピオンとコーズ連合の抗争が激化して、この先の街道はかなり危険な状況らしい」
乗合馬車の御者たちが困り顔で、乗客に説明していた。
「どの街の権力者も、結局はどちらかの盗賊と繋がりがあるから、兵も派遣しやがらねぇ」
「ったく、俺たち平民だけがバカを見る」
「と言う訳だ。馬車ギルドで今後の対策を協議するから、悪いがまた明日の朝来てくれ」
乗客たちは不満の声を漏らすが、「強行突破しますよ?」と言われても命が危ないのだ。
恐らく誰も乗らないだろう。
俺達も近くの公園で計画を練り直すことにした。
「徒歩で移動するか?」
「ボクならともかくケージさんには無理ですね。それに数日で沈静化した場合、後から出発した馬車に抜かれますよ?」
「なるほど。となると……抗争中の盗賊の情報が知りたいな。盗賊ギルドで聞いてみるか?」
「それは止めた方が良いかと。まず盗賊ギルドがどちらに肩入れしているかわかりません。それにレッドスコルピオンへ潜入しようとしているケージさんが、盗賊ギルドのメンバーだと知られるのはまずいですよね?」
「ぐっ。確かに……」
《わーい!! ケージさんと目を合わせながらお話できた♥ それに役にも立ってるよ!!》
何が楽しいのか、シーリスくんは、ニコニコしていた。
くっ、だから……その笑顔はやめて、可愛いんだよ!!
「じゃ、明日まで昨日と同じようにイチャイチャするにゃ?」
「しねーよ!! ってか、昨日もイチャイチャしてないだろ!?」
「今日、する? ねぇ、する? もう……早く、しよ?」
ロジーナまで目を輝かせながら聞いてくる。
お前ら、発情日かっ!?
しかし、観光も昨日めいいっぱい楽しんじゃったし、散財しちゃったし……。
ナデアなら躊躇なくエッチな事を楽しめるんだけど、何故かノディールとロジーナは駄目なんだよな。
「では、お金を使わず、エッチなことでもなく、他に何かしたいことがある人!!」
三人は真剣に悩む。
仲が悪いノディールとシーリスくんが目を合わせて悩むくらい真剣に。
「エッチな事以外に無いにゃ」
「エッチ、する」
「ボ、ボクもエッチが良いです」
こ、こいつら……。
将来が心配になってくるよ。
俺の感覚はまるで保護者だ。
「ったく、性奴隷の目の前で、そんな発言ができるな」
何も決まらないので宿屋に戻り、事情を説明して盗賊たちの抗争が終わり、馬車が出発できるようになるまで、何泊か言えないが泊まらせてもらうことにした。
「あっ、でも、四人で一室になっちゃいます」
「問題ニャイ!!」
「それ、好都合」
「えーっ、ケージさんを独り占め出来ないじゃないですか!!」
「お前ら、少し黙っててくれ。それでお願いします」
「はーい」
本当に仲が良いですねと、受付のおばちゃんに羨ましがられたのでした。




