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性奴隷がゆく  作者: きっと小春
プロローグ
27/153

第27話 性パワー!!!!

「いつから見てたんですか?」

「最初からだ。ここ最近治安が悪くなる一方だからな」

「そうですか……」

「何度も言った。近づかれる前に倒せ。近づかれたらお前は必ず負ける。お前は、何を怖がっている?」

「怖がって……いるんですか……ね? 多分、俺って偽善者なんですよ」

「そうか。お前は必ず後悔する。誰かのいない世界を生きていく辛さを味わう前に……。まぁ、それはお前の人生だ……いくら言っても、そのときにならねばわからんだろう……な」


 ホークの遺体の処理を巡回兵に頼んだペチタさんは、俺をお姫様抱っこすると、ペチタさんのアパートに運んでくれた。


「意外と耐えたな。歩く振動で泣き叫ぶかと思ってたぞ」

「ははっ。痛すぎて感覚が麻痺しているんです」

「待ってろ、治療士を呼んでくる」


 連れて来られたのは、化粧の濃い筋肉ムキムキのグレディア(ミノタウロス族・29歳・♂)だ。


「あら? 可愛いボーイね♥ 食べちゃいたいわ♥」


 問答無用で俺の息子を揉む。


「うん、標準かしら?」


 と、更に揉む。


「ちょっと、あ、あの……治療してくれるんじゃ?」

「してるじゃない♥ 性のエネルギーは万能の治療になるのよ♥」


 ♥がうざい。


 確かにこれだけ揉まれているのに息子は反応しない。

 それは筋肉オカマがキモいからと思っていたが、どうやら本当に治療されているみたいだった。


「ほら、見てご覧なさい♥ 何処が傷が理解らないけど、治ってるんじゃないの♥」


 俺は驚く、指が足が動く!?

 ソフィアさんの水魔法や他の治療魔法じゃ、こんなに簡単に治らなかったのに!?


「こいつは驚いた。ここまでケージに魔法が効くなんて……。いや、なるほどな……。そういうことか……」


 ペチタさんも驚いている。


「で、ボーイ♥ 食べちゃって良いのかしら?」

「やめておけ、アンナ・ハーリンの性奴隷だ」

「おう!? アンナ・ハーリン!! あの女狐め!!」


 このオカマに俺の性技がどこまで通用するか試したかったが、今はアンナ・ハーリンの名前に助けてもらおう。

 しかし、お礼はしたい。


「他に俺に出来ることがあれば……」

「う〜ん、ボーイに出来ること? それを探すのは難しいわね」

「グレディアは一流の治癒士で同じパーティーだ。こいつの出来ないことは殆ど無い。今回の件は私が頼んだことだ。ケージが気にする必要はない」

「そうね〜。可愛い女の子紹介してくれないかしら? 女の子と一緒に、デザートバイキングに行きたいのよ。勿論、私の奢りよ♥」

「あ、それなら獣人ですが、心当たりがあります!」

「ボーイ!! 貴方最高ね♥」


 それから短い時間だったけど、ペチタさんと冒険者ギルドの修練場に戻り訓練する。

 訓練内容が今までと変わり、攻撃を避けることだけに重点が置かれるようになった。

 そして、ノディールが迎えに来る時間になったとき、あっ、ホークの事なんて説明しようかと悩むのだった。


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