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性奴隷がゆく  作者: きっと小春
プロローグ
22/153

第22話 ソフィアさんの全てを見たい

 はい! 透明人間のケージです!!


 幻影の指輪の効果を試しています。

 フフッ。真面目でしょ?


 今、目の前には真っ裸のソフィさんが湯船に浸かっています。

 いくら透明でもドアの開閉でバレてしまうので、ソフィアさんが入る前から、浴室にスタンバイしていました。


 ムフフ、想像通りの恵体でした。

 余り詳細を書けないのが悔しいですね。


 そして何より、ソフィアさんの手の位置が不味い場所に!!

 これは!? これ以上は”なろう”では表現できん!!


「ケ、ケージくん……」


 えっ? 俺?

 う、嬉しいけど……。

 見てはいけないものを……。

 何だか、気まずくなってきた。

 でも出るに出れないし……。


 何の前触れもなく、浴室のドアが開く。


「こらっ!! ケージ出て来いにゃ!! いるのはわかってるにゃ!!」

「ケージ、最低、死ね」


 ノディールとロジーナが入って来た。

 ロジーナは弓矢で完全武装している!?


「ケージ、大人しく出てくれば、晩ごはん抜き正座三時間で許すにゃ。出てこないのならば、ロジーナの弓で大事なところを撃ち抜くにゃ!!」


 えっと、出ていきたいのですが、先程のソフィアさんの行為を見たとバレてしまいますし……。


「ちょっと。ノディールちゃん? ケージくんがいるって本当?」

「間違いニャイ!!」


 ソフィアさんは顔を真っ赤にして両手で塞いでしまった。


 これはバレるわけにはいかないぞ!!


 ミニチュア・モンスター・メーカーで、アラクネを創り出す。

 そして、天井に空いている天窓まで移動させる。

 このとき触れている者も透明になるという特性を活かすために、アラクネのお尻から出る糸を掴んでいる。天窓に到達したアラクネから糸が垂らされた。

 俺はその糸を体に巻き付け、小さなアラクネに引っ張り上げてもらう。

 小さくても魔物のアラクネは、60kg程度の俺ならば簡単に持ち上げられるのだ!!


「どうしても出て来る気はにゃいの? ロジーナ!! 真実眼で見つけるにゃ!!」

「わかった。ケージ。いるの? どこ?」


 危ねぇ!!

 あいつら本気だ。


 俺は既に天窓から屋敷の屋根の上に移動していた。

 そして、屋根伝いに自分の部屋に戻り、一階に降りて屋敷を出る。

 そのままエリス・サザーランドちゃんのお家へ移動して、当日の作戦を練ることにした。


 ドライアドを創り出して、再度、屋敷内を探索させる。

 やはり防犯トラップや結界など、魔法関連の防犯設備は無いみたいだ。

 そんな技術がないのか、設備の値段が高いのか知らないけど。


 当日の作戦は決まった。

 全員が幻影の指輪で姿を隠す。

 そして、俺とロジーナを抱えてノディールに壁を乗り越えてもらう。

 俺のアラクネでエリス・サザーランドちゃんのお部屋のベランダまで上がる。

 ロジーナの解錠で部屋の窓を開ける。

 俺のスライムでエリス・サザーランドちゃんの口と手足を封じる。

 そしてエリス・サザーランドちゃんを連れて屋敷を脱出して、別の盗賊パーティーに引き渡す。

 我ながら完璧な作戦だ。


 何食わぬ顔で家に戻ると、ノディールやロジーナは何も言って来なかった。

 予想外の反応だったが、いつものようにソフィアさんと元ストリートチルドレンたちを観察することにした。

「ご主人様迎えに行く」とロジーナが言い出した。

 もうそんな時間か……。


 盗賊ギルドの運営が変わったため、冒険者ギルドは忙しくなっていた。

 ご主人様は、週に何度も徹夜する忙しい日々を送っていて、今日も帰りが遅くなるため、迎えに来て欲しいとお願いされていた。

 何故ならば、街も徐々に治安が悪化し始めていたからだ。


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