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性奴隷がゆく  作者: きっと小春
プロローグ
21/153

第21話 誘拐計画? ついに闇の世界に足を踏み入れるのか?

「『エリス・サザーランド誘拐手配書』? あの……これは?」

「見ての通り、貴族のご息女を誘拐するのよ。そして、冒険者に助け出させるの」

「えっと、そうすると俺たち掴まちゃいますよ?」

「安心して、貴方達はエリス・サザーランドをお屋敷から連れ出すまで。後は別の盗賊パーティーが輸送して、中継地点で別の街の盗賊パーティーへ引き渡されるの。そこを複数の冒険者パーティーにに襲わせるわ」

「別の街の盗賊パーティーが犠牲になって、この街の盗賊パーティーはポイントが稼げて、しかも冒険者には貴族から多額の報酬が出るってことですか?」

「そう言うこと。飲んだくれ冒険者も仕事がもらえて、滞っている家賃や武器メンテナンス料も払えて、宿屋も武器屋も大喜びで、貴族の家族愛も深まるはずよ!!」


 う〜ん。良いのかこんなことで!? この世界の秩序は!?


「ほら、これを使って頂戴」


 渡されたのは幻影の指輪×3。

 その価格は教えてくれなかった。


「それを使えば、貴方達は誰からも見えなくなるのよ。勿論、触れている物や人もね」


 なるほど。ムフフ。

 早速、ソフィアさんの入浴を覗いて実力を試してみるか。


「ケージ、顔がいやらしい」

「こいつ絶対にエロいこと考えてたにゃ!!」

「ロジーナ、真実眼で……」

「バカ猫、止めろ!! プライバシーの侵害だ!!」

「静かに!」


 ご主人様はパンパンと手を叩く。

 俺はご主人様の顔色を伺うが、今までと違って真剣な表情になっている。


「決行は十日後よ。下調べとか準備の時間が無いのよ。それと万一捕まっても、今度の相手は貴族なの。私の力ではもみ消すことができないから、覚悟を決めて頑張って欲しいのよ」


「「「はい!(にゃ!)」」」


 という訳で、冒険者ギルドに行かずに、エリス・サザーランドちゃんが住んでいるお宅に訪問することにした三人。


「初めて貴族街に来たけど、すげーな。ずっと壁が続いているんだけど? これが一軒なのか?」 

「壁を飛び越えるぐらいなら可能にゃ」

「待って、結界」

「いやいや、今は入らないから!!」


 俺はノディールの腕を引っ張る。

 意外と二の腕が柔らかい。ムニムニ。


「あん♥ ちょっ!? どうして、ケージは、発情日に触れるのにゃ!?」


 こいつ、今……微妙に色っぽい声出しやがった……。


「ほら、騒いでいると警備人が出てくるから、通り過ぎるぞ」

「屋敷内の様子は見ないの?」

「任せろ!!」


 ミニチュア・モンスター・メーカーで、ドライアドを創り出す。


 最近気が付いたのだが、俺が創造している容姿になるのだったら、何でも女体化すれば良いんじゃないだろうかと。

 なので、ほぼ人間のお姉さんをイメージする。

 髪の毛はロジーナが好きなピンクで、下着の部分を蔓や葉っぱで隠して、側頭部に可愛らしいお花とちょこんと乗せてやる。


『ミナサンコンニチワ。変態ノゴ主人ニ造ラレタ悲シキ妖精デスワ』


「はぁ…‥。こういうところだにゃ。ケージの駄目なところって……。女の子の目の前で、こういう趣味を披露しちゃう神経が信じられにゃい!!」


 ウンウン、と頷くロジーナ。


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