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性奴隷がゆく  作者: きっと小春
プロローグ
14/153

第14話 ムキムキの胸って硬いのかな?

 『10歳の美少女に負けたモヤシ男です』という張り紙を背中に貼られた俺。

 勝負の内容は「真剣に力を入れて欲しいのだけど?」とロジーナに怒られる始末だった。


 そんな俺を完全に見下すロジーナだったが、翌朝になると俺の評価は一変していた。


 一ヶ月ぶりに俺の性奴隷としての最大のお仕事が復活したのだ。

 それにより同じ屋根の下に暮らす、ノディールとロジーナはかなりの衝撃を受けたらしい。


「お、おはようございまする。ケージお兄様……」


 完全に口調がおかしいロジーナ。

 その顔は発情期のようにウルウルした目がトロンと垂れ下がり、だら〜っとエロティカルナ妄想に取り憑かれ、顔全体の筋肉が馬鹿になっているみたいだった。


「子供には少々刺激が強すぎたかしら?」

「そ、そうですね。私でも未だに慣れていませんから……」


 ソフィアさんも赤面したまま訴える。


「わ、私なんて初めて自分でしちゃ……」


 言い終わる前にノディールの口を塞ぐ。

 そして知らない方が幸せなこともあるんだと実感した。


「ソフィアたちに、ケージを貸してやる方法もあるけど、恐らく……麻薬のように抜け出せなくなる可能性が高いのよね。現に意志の強い私がそうなのだから」


 いやいや待って欲しい。

 17歳のソフィアさんは問題ないけど、14歳のノディールや10歳のロジーナなんて無理ですよ……。

 いや、本音を言えば、ちょっと興味ありますが……。


「それは冗談として、明日からケージの訓練が始まります。ソフィア、悪いけど朝食の準備など変わってもらえるかしら?」

「は、はい。任せてください」

「それとロージナ。世話しているストリートチルドレンを、この屋敷に連れて来て欲しいの。奴隷契約した後に使用人として働かせることにしたから。これでロジーナも心置きなく自分の事に集中できるはずよ」

「ご、ご主人様!? あ、あ、ありがとうございます!!」


 ロジーナは泣き出した。

 発情したり泣き出したりと世話しないやつだ。


 翌朝、ペチタさんとの待ち合わせ場所に行く。

 指定された場所は冒険者ギルドの修練場だ。

 既にペチタさんは到着してウォーミングアップ済みなのか、2m超えの巨体、その鍛え抜かれた筋肉から湯気が上がっていた。


 か、帰って良いですか? 嫌な予感しかしないです……。


 こうして、ギルド最強の戦士ペチタ(ハーフエルフ族・244歳・♀)の訓練が始まる。


「最初に言っておく。亡くした者は帰らない。結んだ約束は永遠に捨てられない。だから……大切な何かがあるのならば、力を手に入れろ! 不格好でも良い! 我武者羅に!! 死物狂いで!!!」


 あー……。この人、何かを失って後悔してます系ですか。

 馬鹿にしている訳じゃない。だけど不幸だよね。可愛そうだよね。

 でも、そんな体験をした人が俺にアドバイスを送ってくれているんだ。

 素直に従うべきだろう。


 一般人の少女よりも圧倒的に膂力や持久力が少ないため即バテててしまう。

 その度に地面に抱きしめ濃密なキスをするはめになる。


 だが終わらない。髪の毛を掴まれ無理やり立たされる。

 そして、指一本すら動かすことが出来ないくらい、筋トレやら走り込みで追い込まれる。


 ペチタさんに誤魔化しなど通用しない。

 少しでも手を抜いたり、力を温存しようものなら、木剣で叩きのめされるのだ。


 アヒーッ!?

 HPで言えば限りなく1に近づくまで訓練は終わらない。


「肉体強化も重要だが、心も、精神も、鍛えねば意味がない!!」


 そして、俺の意識が消える寸前。

 俺の顔を片手で持ち上げる口を開かせるペチタさん。

 その開いた口に何やら不思議な液体を流し込む。

 しかし、飲み込む力も残っていないため、ペチタさんの口移しにより、ペチタさんの吐き出した空気と共に謎の液体がみ胃の中に無理やり流し込まれる!?


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