番外編 姉御肌の今井さん — ののか、お姉ちゃんってこんな感じなのねと勘違い!?
ののかはいつものように食堂に元気よくやってきた。今日はなんだか様子が違う。近くにいるのは、姉御肌で知られる今井さん。
今井さんは気さくにののかに声をかける。
「ののかちゃん、今日は大丈夫?何か困ってない?」
ののかはちょっと戸惑いながらも、心の中で思った。
「お姉ちゃんって、こんなにビシッとしてて、しかもちょっと怖い感じなんだ…!」
その後、今井さんはののかのためにテキパキと動き、他のスタッフに的確に指示を出す。
「こっちを早めに仕上げて。そこの盛り付けはもっと丁寧に!」
ののかはそんな今井さんを見て、内心感心する半面、
「お姉ちゃんって、こうやってみんなを引っ張るんだ…すごいなぁ。でもちょっと怖いかも?」
やがて今井さんは、ののかの手を取り、優しく微笑んだ。
「大丈夫よ、ののか。困った時はいつでも頼ってね。」
その言葉に、ののかはほっと胸をなでおろし、こう思った。
「お姉ちゃんって、怒るけど本当は優しいんだ。私もこんな風になれたらいいな。」
後日、ののかは友達に話す。
「お姉ちゃんってね、怖いけど優しくて頼もしいんだよ!だから、私のお姉ちゃんは今井さんってことでいい?」
友達は笑って言った。
「ののか、それはちょっと違うかもね〜」
ののかはくすっと笑い、まだまだお姉ちゃんの本当の意味はこれから学ぶのだと感じていた。
佐藤さんはそんなののかを、やさしく見守りながら呟く。
「小さな姉御肌、ののかの成長はまだまだこれからだね。」




