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22話

「じゃあ明日の朝、ここで集合しよう。」


 さっき出会った犬人の子供、メランとギルドの食堂でご飯を食べながら明日の事について話そうとする。

 だがメランはご飯を食べ続け、話してくれなかった。

 さっき果物食べたばかりだろうに。


 「明日ぅここ集合だねぇ、わかったぁ。」


 結局、ろくに話さずに解散になった。

 本当に明日パーティ組んでくれるのだろうか。

 あれ、俺だまされた?こっちが誘ったけど。


 今日のうちに、どんなクエストを受けるか決めておきたかったんだがな。

 そういえば、あの子って前に居た町でどのようなクエストを受けてきたのだろうか。

 俺はこっちの世界に来てから、2日農作業しかしていない。

 俺は本当に冒険者なんだろうか、農家なんじゃないだろうか。

 もし、メランがモンスター討伐のクエストに行こうと言ってきたらどうしたものか?

 パーティに誘っておいて、モンスター討伐はイヤだとかは、言えないよな。


 俺は武器を持ってない。

 見よう見まねで、パンチやキックをするしかない。

 丸腰で、ゴブリンに勝てるだろうか?

 ゴブリンの大きさや、姿がわからないから判断できないが、きっと負ける気がする。


 そうだ、ギルドの売店でなんか武器を買おう。

 えーと残りのお金は、3000ルドくらいか。

 ナイフくらいは買えるだろう。きっと。

 そんなことを考えながら、売店に行ってみることにした。



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