38.鑑定の儀
大雑把にですが、色別ランクの説明を入れてみました^^;
規定してしまうと後々響く気がしないでもないですが……
なんか記述間違ってるし><
修正しておきますorz
謁見の間からそれほど離れていない場所に鑑定の間はあった。
ぞろぞろと人を引き連れて、その場所に向かう。驚いたことに、国王まで一緒に来ていた。
部屋の中央には、水晶らしき材質の六角柱が二本、床から天井まで繋がっていた。
部屋の隅には、大きな水晶球やら水晶板が並んでいて、どうやらそこから操作するらしい。グランのおっさんが白衣を着た女性に指示を出していた。
……なんで白衣? 思わず二度見してしまった。脳内では『悪の秘密結社?』とか囁いているけど、その発想もどうよ?
「それでは少年。その中央の柱の間をゆっくり歩いて通過したまえ」
水晶柱は淡く光っている。
おっさんの指示に従うのも癪だが、空気を読んで言う通りにしてみた。
通過する間、二本の水晶柱の間は細い光に満たされていた。なんだろう、走査線という単語が頭を過ぎるが、詳しく思い出せていないので意味が合ってるか自信は無い。
通過して、左側の柱を回り込んで元の場所に戻ると、
「なん……だと……!?」
おっさんが驚愕していた。その台詞、聞き覚えはあるんだけど、元ネタなんだっけ?
国王まで覗き込んで、あんぐり口を開いて固まっていた。威厳も何もないな。
何を驚いているのか問うと、白衣の女性が説明してくれた。
・固有能力が六個もあり、しかもその半分は赤ランクである。
・固有能力以外にもスキルが六個もあり、その中にも準固有能力と言われている黄ランクがある。
・能力値が異常に高い。耐久力だけは一般兵士並みとはいえ、それでも一般人よりははるかに高く、とても六歳児の能力ではない。魔力に至っては赤ランクで、現在国内には一人しか確認されていないらしい。
以前伯爵のところで鑑定したときは橙ランクだったから、この二年ほどでまた成長したみたいだ。
鑑定におけるスキルや固有能力の表示についてだが、能力値同様に色分けがされているらしい。能力値と違って、ランク内でレベルがある訳でもレベルが上がればランクが上がる訳でもないらしいが、レアリティ=強さの意味でランク分けされているとのこと。そして、黒から黄までが通常のスキル、橙以降は希少さから固有能力として扱われているらしい。
ついでに、一般的な能力値のランクやスキル保有数について質問してみると、白衣の女性はノリノリで説明してくれた。曰く、
・一般人は能力値の大半が黒ランクで、スキルを持たない人が大半らしい。
・一般兵士や見習い魔術師、初級冒険者だと複数の能力値が青ランク、中には一部緑ランクだったりするが、スキルは二つ持っていれば多い方らしい。
・軍の指揮官クラス、中級の魔術師や冒険者だと、複数の能力値が緑ランクで、スキルは三つ前後らしい。
・騎士クラス、上級の魔術師や冒険者だと、能力値が黄ランクに届く。スキルは四つ前後。
・能力値が橙クラス以上になると、近衛騎士や宮廷魔術師、一握りの最上級冒険者がいくつか持っているくらいで、スキルは五つ以上持っている場合もあるらしい。
この説明は、大雑把な区分けでしかなく、当然能力値とスキル数の組み合わせがもっと歪な人もいるらしいのだが、大半の人はこの括りに入るらしい。
なお、能力値が赤ランクだと将軍とか賢者、銀ランク以上になると英雄とか勇者とか呼ばれるらしい。いつぞや古文書で読んだ転移者の子供は、この範疇だったんのかもしれない。それに比べれば、魔力一つが赤ランクなだけの俺なんて、大したこと……無いとは言えない雰囲気なんだよなぁ。レイルと白衣の女性以外、皆固まっちゃってるし。どうしよう?




