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宇宙蟻地獄  作者: 八味とうがらし
29/37

宇宙蟻地獄 照射

「エリア12コージンリーダーさっそくシステムの調整をお願いしたいのですが」

メインAIに電波データを準備させた。

「このファイルがB惑星のです。こちらがこの星のです」

「分かりました」

コージンがメインAIに指示を出した。メインAIはコージンの指示を受けデータ解析を行なった。結果についてコージンは考え込んでいる。誰もが声をかけにくそうにしていた時、

「12リーダー検証結果について教えてください」

AIが言うと、コージンが検証結果について答えはじめた。

「この電波の波形を見てください。よいですかここのところです」

AIにエリア12から取り寄せたシステムを使ってこの波形を読み込ませた。微かながらの音が聴こえていた。

「これは宇宙アリジゴクから発する電波です。奴らはこの電波を巧みに操り会話をしている様です。先ほどからの皆さんの話とこの電波の会話を考えると奴らはこの電波を使い会話をし、グループを作って広範囲に移動する様です」「この電波を一時的にでも止めないと散布成分の製造ができないのです」

ゴングウジがコージンに言った。コージンがAIに何やら説明をし、そして自らも、ミコト教授のスーパーコンピュータに入力をした。AIも無言で解析を進めていた。大型スクリーンには様々な数式が羅列し消えていった。誰もがそのスクリーンをただ見たいただけ時間が終わりを告げた時、コージンがAIに言った「コードU2bA2orseをB惑星データに電波照射3・2・1照射開始」

「続いて本星データに同じく照射3・2・1照射開始」AIは照射後のデータをコージンにアップした。コージンとAIはこの結果について意見を交わした。結果はこうだ。

「皆さんお待ちいただきました。結論から言います。この検証の結果宇宙アリジゴクが出していると見られる電波に対し妨害する事ができました。ただし非常に微弱な電波の為実際に電波をキャッチしないといけないのですが・・・」「早速本物の電波をキャッチしてみて下さい」

コージンがAIに指示を出した。Aiはさっそく電波の集積に取り掛かった。コージンに集積結果を伝えた。

「微弱な電波をキャッチ。この周り100km圏内に多数の電波発生源が有りそこから不定期に電波を発しています」

コージンはAIにコードU2bA2orse電波照射を指示した。

「照射3・2・1照射開始」

「電波の発生源に乱れが起きている」

とAIがリポートして来た。引き続き発生源の行動を記録する様指示を出した。「皆さん半径100kmの電波の発生源の特定と電波の妨害に成功しました。」ミコト教授はうなずき、ゴングウジは拳を握りしめた。トリイはコージンのところに行き涙目になりながら握手を求めた。

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