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宇宙蟻地獄  作者: 八味とうがらし
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宇宙蟻地獄 AI

「キャプテンチームイエローのクルーが記載されておりません。私とキャプテンで計画実行するのですか」

「散布作戦についてはあと1人乗機する。もう少しすればやってくる。お前も気にいるよハハハハ」

このメインAIは、わからないことがある事を知っている。なので、分からなくてもしょうがない。学習するか仮説を立ててサブAIと分析するかを瞬時に判断して行動しキャプテンに伝える。しかし今回のクルーが誰なのか答えが出なかった。

「キャプテン残りのクルーは誰ですか?教えてください」

ゴングウジはメインAIにも性格というものがあり、その性格の中で人間臭く遊ぶのが一つの楽しみでもあった。ゴングウジとメインAIはふざけながら機体のチェック、そして各惑星へ散らばっていた惑星探査機に帰還状況及び整備状況を確認し計画遂行最短時間を割り出していた。メインAIに散布する成分の開発蓄積量を確認させていた。

「キャプテンあと一週間はかかります正確にいうと、7日後の21時56分と28秒です」

ゴングウジは頷いた。

「よし散布開始日を決定した。散布開始日は10日後の10:00分00秒だ。各機に伝えろ」

同時にサカキ大臣にも連絡をゴングウジはした。サカキは作戦行動日を全閣僚に伝え、その日のうちに全世界へ計画実行日をインフォメーションした。

「全世界の皆様大臣のサカキです。すでに各エリア長より説明があった、あの恐ろしい宇宙アリジゴクの排除計画を10日のちの都市時間10:00に一斉に行います。各エリアには時差があります。追って時差調整時間を各エリアより連絡します。これで奴等宇宙アリジゴクをこの星から追い出します」

サカキ大臣は泣きながらこのインフォメーションを行った。

大国とトリイは今エリア3にいた。エリア3にはトリイの幼馴染がリーダーをしていた。大国はそのリーダーマンクセンに自分の考古学研究から導き出したこのエリアの歴史的不幸を説明して、一帯を調査し宇宙アリジゴクについての情報を探し出そうとしていた。マンクセンは全面的な協力を申し出た。できる限り大国の要望に応えた。トリイはマンクセンとの旧交を深めていた。そしてトリイはゴングウジからの依頼をマンクセンに伝えていた。

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