第75話 星と愛
魔法の痕跡を辿ってミーネと共に廊下を歩く。
「この後ろの扉だよコズモ、気を付けて敵がいるかもしれない」
行き着いたのは地下にある宝物庫だった。
ミーネは戦闘には不慣れでちょっとばかし緊張している。
「安心しろミーネ、相手が誰だろうと倒すさ」
「泥船に乗った気分でいろ」
「そうね、泥船なら安心............」
と軽く冗談を言った事にミーネの目はジト目になった。
ミーネは手は当然のように俺の耳たぶを引っ張る。
「いたたた、やめてくれミーネ、伸びるって」
「こんな時に冗談を言ってないでさっさとやるべき事をしてよ」
ミーネの言葉の言うとおりにやるべき事をやろう。
宝物庫の扉を開き、金貨が溢れるほどの財宝が地面に流れる
だがその中にはいくつかの黄金の像が置いてあった。
ミーネは像に近づき、手で触れる。
「この像から生命を感じるわ、コズモ」
おそらく時の魔王がその人たちを象に変えたのだろう。
周りの像から3人の影が見えた。
「あんまり触れるなミーネ、敵が来たぞ」
盗賊らしい女
二人のメイドでしかも猫耳の獣人とゾンビ。
ゾンビのメイドは片目で俺の目を見て話した。
「あなたが星の勇者ね」
「ここにいるってことは、邪魔をする気ですね星の勇者さん」
嫌な予感を感じたミーネと俺はお互いの武器を構える。
ミーネは水晶を、俺は槍。
「この現象を起こしている魔法を解除しに来た」
「降伏するなら攻撃をしないが、拘束はしてもらうぞ」
だが彼女らは答えず、武器を構える。
「音茶、彼らの相手をしなさい」
「わかりましたディーネ様」
猫耳のメイドは自分のフリルスカートをめくる。
一瞬で服を着替えた、その服は月夜の都で使用されているものと似ている。
しかし後ろからミーネの手が視界を遮った。
「……何も見えないんだけど、ミーネ」
「というか安心してミーネ、君以外の女に惚れないさ」
「全ての星に誓って、君へ愛は変わらないさ」
と心からいつもの彼女の思いを伝える。
ミーネの手は離れ、顔を下げて頬を赤くしていた。
「……恥ずかしいよ」
一方、反対側にいる三人らは反応に困っていた。
グサっ!
背中に刃物で刺された。
「ウッ、三人だけじゃなかったか」
後ろに下がり、傷を確認するが出血はしていなかった。
もう一人の猫の獣人、綺麗な白い毛と忍者の格好をしている。
手にはナイフを持っている、だが本物ではない。
ナイフの刃は鋭くなかった。
隣で心配するミーネが近づく。
「近づくなミーネ!」
彼女に対して思う気持ちが変わっていく。
「これは……ぞ」
「そうよ、憎悪を感じているの」
「私はメトロよ、信斬のメトロ」
握っている槍が震えた。
自分で身体をコントロールする前に手が動く。
「伏せろミーネ!」
槍を横に振る。
その衝撃だけで後ろの山の金貨が崩される。
「清き水の惑星よ、我に掛かる、全ての悪を浄化し清きたまえ、アース!」
「そしてウラヌス!」
だが俺じゃなきゃ厄介な事になっていた。
「許さん、俺のマイハニーに手を上げさせるなんて!」
「四人ともかかってこい、見せてやる星の力を」
ウラヌス形態で槍をヌンチャクに変化させブンブンと回し、戦闘態勢に入る。
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まだまだ未熟だけど見てくれるだけでも嬉しいです。
それとキャラ紹介
星の勇者
所属 デハーマ帝国
名前 コズモ
能力 星の導き ギアショーン•スター
小さい光が星と呼ばれ、コズモの任意で色を変えて得られる能力も違う。
星の占星術者
コズモの恋人
所属 デハーマ帝国
名前はミーネ
性格はしっかり者、礼義正しい。
よくコズモの耳を引っ張る。
水晶で未来を見ることができる。
コズモと同じく、星に関連する能力を持つが
主体は魔法
能力は星座関係
リーブラ 手元に天秤を出し相手の魔力量で重力をかける。
属性は雷、風




