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忘却の勇者は楽しく冒険したい  作者: ケロタコス
時王編

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第69話 オリバーの怒涛の怒り!

 アレックスは刀から出た液体の波に飲まれた。

 液体から強烈な匂いが立ち込め、地面を溶かしていた。

 見ると、半分溶かされたアレックスの兜だけが残されていた。


「…………騎士というものは、見えにくい兜をしていて、いつも油断する」

 アヤは言い、兜を刀で薙ぎ払い、酸で溶かした。


 心に穴を開けられたような感覚と共に…………。

 一歩前に進んだ。

「うあああああああああ!!!!!!」

 後ろでメリアが「待て!」と言うが、俺は無視した。

 今、目の前に友であり師だったアレックスを……。

 身体が「この人だけは絶対に倒さない」と動いた。


 剣に炎の属性を付与し、声高に叫んだ。

「炎斬!!」

 彼女は刀で防ごうと構えたが、俺は彼女を真っ二つに切る勢いで剣を振り下ろした。


 刀は折れ、彼女の服に炎が移った

 一歩後ろに下がり、燃えかけていた着物を脱ぎ捨て、上半身はさらしだけになった。


 白い肌に、腹に黒いタトゥーを入れていた。

 次の攻撃をしようとしたが、メリアに引っ張られて止められた。

「待って、オリバー。気持ちは分かるけど、まずは話させて。」

「分かった」

 と返事をするが、気持ちは収まらず剣を強く握った。

 タツミは俺の肩に手を置き、メリアの話を聞こうとした。


「あなたの名前は……アヤで合っている?」

「何であんたが私の名前を知っているの?」

「それはね、君と似た人を知っているからよ。」

「母上の知り合いか?」

「やっぱり、アヤの子なのか……。彼女は元気だったかい?」

とメリアは言うがアヤの目には光なかった。

「いや、母上は病死したよ。」

「話は終わりだ。そこの少年とお前たちも死んでもらうぞ。」

 アヤは言い、刀を上げて振り下ろそうとした瞬間——

 彼女の左に三本の針が刺さった。


「ッ!?」


 俺の前に、見覚えのあるマントが風と共にひらひらしながら現れた。

「そんな顔をするな、オリバー。手を貸してやるよ。」

読んでくれてありがとうございます、

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まだまだ未熟だけど見てくれるだけでも嬉しいです。


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