新しい出会い
「みんなのリビング」ができてから三か月。
地域の人々が毎日のように訪れ、笑顔があふれる場所になっていた。
ある日の朝。
「おはようございまーす!」
あかりが元気よく扉を開ける。
「今日もにぎやかになりそう!」
ひかるは新しく入った絵本を本棚に並べている。
さくらはキッチンでクッキーを焼き、ひまりは子どもたちと折り紙の準備をしていた。
悠真と美咲は机や椅子を並べて開店の準備を終える。
「よし、今日も頑張ろう!」
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開店からしばらくすると、小さな男の子が一人でやって来た。
帽子を深くかぶり、不安そうに入口に立っている。
「こんにちは。」
悠真が優しく声をかける。
男の子は小さく頭を下げた。
「ぼく……湊。」
「ここって、一人でも入っていいの?」
「もちろん!」
さくらが笑顔で答える。
「ここは誰でも大歓迎だよ。」
その言葉を聞いて、湊はほっとしたように中へ入った。
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午後になると、今度はランドセルを背負った女の子がやって来た。
「湊!」
どうやら同じ学校の友達らしい。
女の子の名前は結衣。
「また一人で来ちゃったの?」
「う、うん……。」
結衣は悠真たちを見て笑った。
「ここ、すごく楽しそう!」
あかりはすぐにゲーム大会へ誘い、ひかるは絵本を紹介する。
ひまりは折り紙を教え、美咲は手作りプリンを用意した。
少しずつ、湊の表情にも笑顔が戻っていく。
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夕方。
理事長が「みんなのリビング」を訪れた。
「皆さん、お疲れさまです。」
そして一枚の手紙を差し出した。
「実は、近くの町から依頼が届いています。」
悠真が封筒を開く。
そこにはこう書かれていた。
『私たちの町にも、“みんなのリビング”を作ってほしい。』
「新しい町……。」
美咲が目を輝かせる。
さくらは笑顔で言った。
「また新しい出会いが待ってるね!」
悠真は仲間たちを見渡し、大きくうなずいた。
「よし、次の町へ行こう!」
新たな仲間、新たな町、そして新たな物語。
六人の挑戦は、まだ始まったばかりだった。




