表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
14/120

双子の秘密

翌朝。


悠真は、あかりとひかるの待つ公園へ向かった。


「おはよう!」


あかりは元気いっぱいに手を振る。


「お、おはようございます。」


ひかるは少し緊張した様子で頭を下げた。


さくらたちも合流し、六人はベンチに座った。


「今日は、まず自己紹介から始めよう!」


さくらが明るく言う。


あかりは胸を張った。


「私の夢は、人を笑顔にすること!」


続いてひかる。


「私は……本を読むのが好きです。人前で話すのは少し苦手で……。」


美咲は優しく微笑んだ。


「ゆっくりで大丈夫だよ。」


ひかるは少し安心したように笑った。



---


その日の午後。


六人は商店街の夏祭りの準備を手伝うことになった。


提灯を飾ったり、屋台の準備をしたりと大忙し。


ところが突然、


ガタン!


高く積まれた段ボールが崩れ、ひかるのほうへ倒れてきた。


「危ない!」


悠真がとっさに飛び出し、ひかるをかばう。


ドサッ!


段ボールは軽いものばかりだったため大事には至らなかったが、ひかるは驚いて涙ぐんでいた。


「ご、ごめんなさい……。」


「謝ることじゃないよ。」


悠真は笑って立ち上がる。


「ケガがなくてよかった。」


その様子を見ていたあかりは、小さくつぶやいた。


「やっぱり……。」


「お兄さんは、本当に優しいんだね。」



---


その夜。


双子のもとへ運営本部から一通の通知が届く。


『契約進行率 40%』


さらに、その下には新しい文章が表示されていた。


『次の試験では、双子が力を合わせなければ契約は継続できません。』


あかりとひかるは顔を見合わせる。


「力を合わせるって……。」


「どんな試験なんだろう。」


窓の外では、夏の風が静かに吹いていた。


新しい試練が、六人を待ち受けている――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ