双子の秘密
翌朝。
悠真は、あかりとひかるの待つ公園へ向かった。
「おはよう!」
あかりは元気いっぱいに手を振る。
「お、おはようございます。」
ひかるは少し緊張した様子で頭を下げた。
さくらたちも合流し、六人はベンチに座った。
「今日は、まず自己紹介から始めよう!」
さくらが明るく言う。
あかりは胸を張った。
「私の夢は、人を笑顔にすること!」
続いてひかる。
「私は……本を読むのが好きです。人前で話すのは少し苦手で……。」
美咲は優しく微笑んだ。
「ゆっくりで大丈夫だよ。」
ひかるは少し安心したように笑った。
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その日の午後。
六人は商店街の夏祭りの準備を手伝うことになった。
提灯を飾ったり、屋台の準備をしたりと大忙し。
ところが突然、
ガタン!
高く積まれた段ボールが崩れ、ひかるのほうへ倒れてきた。
「危ない!」
悠真がとっさに飛び出し、ひかるをかばう。
ドサッ!
段ボールは軽いものばかりだったため大事には至らなかったが、ひかるは驚いて涙ぐんでいた。
「ご、ごめんなさい……。」
「謝ることじゃないよ。」
悠真は笑って立ち上がる。
「ケガがなくてよかった。」
その様子を見ていたあかりは、小さくつぶやいた。
「やっぱり……。」
「お兄さんは、本当に優しいんだね。」
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その夜。
双子のもとへ運営本部から一通の通知が届く。
『契約進行率 40%』
さらに、その下には新しい文章が表示されていた。
『次の試験では、双子が力を合わせなければ契約は継続できません。』
あかりとひかるは顔を見合わせる。
「力を合わせるって……。」
「どんな試験なんだろう。」
窓の外では、夏の風が静かに吹いていた。
新しい試練が、六人を待ち受けている――。




