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鬼姫の物語  作者: トッシー17
11/15

第10話

忙しくなってきたので投稿頻度が少し遅くなります。

気長にお待ちいただけたら嬉しいです。

「それで他のメンバーはどこにいるんだ?」


夏希が聞くと


「私とあなたの2人しかいないわ今のところ」


「2人だけって大丈夫なのかよ」


「まだ日本に来て日が浅いんだからしょうがないじゃない」


「あてはあんのか?」


「そんなのあるわけないじゃない。あったらとっくに頼っているわよ」


アルフェルトは自信満々にそう答えた


「でも日本は世界一の国よきっといい人材がたくさんいるはずよ」


夏希は少し考え


「なぁアルフェルト俺が推薦してもいいか?」


「あら?あなたにそんなつながりがあったの?」


「当たり前だろ!これでも1年間学校に通っているんだぜ。てかそいつはお前も見たことがあるヤツだぞ。」


「?」


「まぁ明日を楽しみにしておいてくれよ。」


「本当に優秀なんでしょうねその人物は」


「きっと見たら気に入るさ。ところでこの車はどこに向かってるんだ?」


「私の止まっているホテルに決まってるじゃない」


あたりまえそうにアルフェルトが答えた


「俺はどうやって帰ればいいんだよ!!」


「今日は金曜日よ明日は休みじゃない。だから私の家で作戦会議をするのよ」


「急に言われてもなこっちは親にも連絡しないといけないんだよ!!てか男と二人っきりって大丈夫なのかよ!!」


「私はあなたを信用しているから大丈夫でしょ?」


そうしているうちにホテルに到着した

夏希はアルフェルトの止まっている部屋に通されると


「すげぇなこのホテル。警備が厳重じゃねぁか」


「私のボディガードがいるのよ。まぁそれも私のチームができれば必要なくなるけどね」


夏希がソファに座ると


「悪いけど私風呂に入るから適当にくつろいでて、けして覗かないでね」


「覗くかよ!!」


「あら、女の子に興味ないの?」


「いいから早く入って来いよ!!」


アルフェルトが風呂にはいっている間に夏希は春香に明日のことを伝えることにした


プルルンプルルン


「もしもし夏希?」


「春今は詳しいことは話せないんだが、明日クライワイトホテルに来てくれないか?」


「クライワイトホテル?どうしてそんな所に?」


「悪い、今は話せないんだ」


「しょうがないなぁ~夏希は。どうせアルフェルトさんが関係しているんだろ?まぁとりあえず分かったよ。それで何時に来ればいいの?夏希」


「10時ぐらいには来てほしい」


「OK夏希。ちゃんと明日説明してよね。」



「サンキューな春。明日ちゃんと説明するから」


春との電話を切るとちょうどアルフェルトが風呂から出てきた


「電話の相手はあなたの言っていた人物かしら?」


アルフェルトが聞いてきた


「あぁ、そうだ。明日来れるかって聞いてたんだ」


「それでどうだったの?」


「OKてっさ」


「そう、よかったわね。

 それじゃこれからの作戦を考えましょうか。」


「作戦?」


「そうよこれからにどうするか考えるのよ。そのためにあなたを連れてきたのよ?」


アルフェルトは当然そうに答えた


「まずするべきことはメンバー集めね。最低でもあと2人はほしいわ。その他には私たちの拠点確保、と色々することがあるわね。」


「結構大変だな。」


「そうね。これから忙しくなるわよ夏希。それにメンバーを集めても実戦で戦えるようにならないといけなわ。弱いと話にならないから。まぁあなたは大丈夫でしょうけど。」


「いや、俺ももっと強くならないといけねぇ」


夏希はそう言って窓を見つめた


「でも、実際あなたは私を襲ってきた殺し屋を倒したそれでもだめなの?。」


「それは俺があいつより強かっただけ。運がよかったんだ。裏社会の連中を相手にするには足りないさ。この世は広い。俺よりも強い奴はたくさんいる。どんなに強くても上には上がいるってことを忘れてはいけない。それを忘れたやつはそれ以上成長できなくなる。」


夏希は皐月に言われたことを思い出していた


「忘れるなよ夏希。この世界にはお前よりも強い連中がうじゃうじゃいる。私でも勝てるか分からないくらいだ。」


「師匠でもかなわない相手がいるのかよ?」


「当たり前だろ私は最強ではないんだからな。だからな夏希もし自分よりも強い奴と出会ったらとにかく逃げろよ」


「逃げる...」


「けどな夏希そんな相手にも絶対に逃げてはいけないときがある。それはどんな時だと思う?」


「分かんねぇよそんなこと」


「それはな自分の大切なものを守るときだ。たとえどんなに相手が強くてもその時だけは絶対に逃げてはいけない。自分が死んだとしても絶対に自分の大切なものを守りぬく。」


「なんだそれ?無茶苦茶じゃねぁか」


「はっはっは私は昔から無茶苦茶だぞ?」


「けどよ夏希自分の大切なものも守れないような奴には何も守れない」


夏希はその時の皐月の言葉は忘れることはなかった


「だからなもっと俺たちは強くならなくちゃいけない。」


「でもそんな簡単に強くなれるのかしら?」


「安心しろあてはあるからよ。そのことより今はメンバー探しが優先だ。」


「そうねメンバーがいないと強くなるどころじゃないしね」


「メンバーのことなんだが俺に任せてほしいんだ」


「いいけど最終的に決めるのは私よ?」


「それでいい候補者を絞れれば速く終わるだろ?」


「分かったわ楽しみにしてるわ」

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