修行
大きな門がギィ-と開いた。
中には和風の庭があり、まるでお城のようだ。
そこにたたずんでいた虹色の髪の若い男の人に、狼城がおもむろに
「面白い奴を見つけた。悪魔化が異様に遅いんだ。
天使の力を得たらまだまにあう。
たしか確か3日後の大会の優勝賞品が天使の力だったよな。
戦えるように稽古をつけてほしい」と言った。
「相変わらず無茶を言う奴だな」
「じゃあ、オッケ-ということでいいんだな。後はよろしくな。」
といって狼城は、立ち去って行ってしまった。
後に残された男は苦笑しながら
「きみも大変な奴に見込まれてしまったな。私は春風創真という。
君の名前は?」
「疾風ノハヤテといいます。よろしくお願いします。」
早速大会に出るために修行をすることになった。
春風さんの能力は、半径5メートルの円を作り出し、その中では、想像したら思い通りになる。
規格外の、能力だった。
(ほぼ円の中に入れたら勝ちじゃん。)チ-ト能力すぎて驚いた。
それから、地獄のような修行が始まった。
空気を薄くされて、重力に圧迫されながら、筋トレをした。
肺がつぶれそうだ。全身が痛い。
1日が1ヵ月のように感じる。
「後何時間ですか」と聞くと、
「後4年11ヵ月」と言われた。
「ぼくの能力で1日を5年にしているんだ」
(ふざけんなよ)
でもそれだけ強くなれると前向きに考える。
今では人差し指だけで、腕立て伏せができる。
2日目(5年)がスタ-ト、魔術の訓練だ。全身に魔力を送ったり、瞑想したりした。
基礎知識から中級、上級の詠唱破棄までできるようになった。
3日目(5年)は、実戦訓練、魔術と身体を駆使して鬼どもを合計5000体倒した。
終わったとても長かった。
大会本番。
狼城が「よくやったな。これで、俺たちのパーティの一員だ。
俺たちは、楽しむためにいくが、お前は天使の力を手に入れろよ。」
といった。
天使の力をかけて、大会が今はじまろうとしている。




