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EPISODE6-17【奥へ】

ついに——全員が聖堂の儀式場へ続く廊下に集結した。クロノレイト、星玲奈、ウプアトを先頭に、陸郎、那奈、蓮——カグラ、デューク、ストロフィア——アザミ、リジェ、シャウト、アネモネ、鈴丸——そしてゼロ、アルカ、オーガスト。かつて敵対した者、心を閉ざしていた者、過去に縛られていた者——それぞれの想いを抱き、今は一つの場所に立ち、同じ未来を目指している。

「全員揃ったな」クロノレイトが静かに声をかける。

「ああ」ウプアトが応える。

「誰一人欠けることなく、ここまで来た」星玲奈が隣に寄り添い、柔らかく告げる。

「みんな、一緒です……」陸郎が拳を握りしめ、前を見据える。

「ドネイターが待っている。最後の戦いだ」

オーガストが低く、だが力強く言う。

「俺も共に行く。最後まで……止めるために」鈴丸も刀の柄に手を置き、頷く。

「我らの手で、未来を取り戻すでゴザル」全員が一斉に前を向く。廊下の先には、厳かな光と共に儀式場への扉がそびえ立っている。

「さあ、行こう」クロノレイトが一歩を踏み出す。全員がそれに続く——。こうして——心一つに集結! 最終決戦の扉が開かれる! 物語、いざ最深部へ——!長く続く廊下——どこまでも伸びるその先に、儀式場の光が微かに滲んでいる。


窓ガラスには十字の紋章が刻まれ、柔らかな光を幾筋もに分けて床に映し出す。壁面には天使たちの絵画が並び、翼を広げる姿、手に花を持つ姿、見守るような瞳——いずれも厳かで、だがどこか優しげな表情で一行を迎えている。左右に据えられた燭台の上には、白く清らかな聖なる花と、色鮮やかな果実が載せられた皿が置かれ、静かな香りがほのかに漂っている。「厳かだな……」陸郎は周囲を見渡し、声を落とす。

「ここが最後の道……」星玲奈は手を胸元に置き、一歩一歩確かめるように進む。オーガストは大きな体をかがめ、絵画の一つに目を留める。

「守られてきた場所……だったのかもしれないな」鈴丸も刀の柄を軽く押さえ、口を開く。

「この光、この花……偽りの平和の残り香か、それとも——」クロノレイトは先頭を行き、振り返らずに告げる。

「どちらでもない。俺たちがこれから創る未来の始まりだ」十字の光が皆の足元を照らし、天使たちが見守る中——一行は長い廊下を、着実に前へ進んでいく。こうして——十字の光と天使の絵画! 聖なる道を共に進み! 物語、儀式場へと近づいていく——!長い廊下の先を見据えながら、ウプアトが低く告げる。


「残るはゼロトキとドネイターか。アイツラは多分だが、改心するような質ではない」


重い言葉が廊下に響く。これまでの仲間たちは心を開き、共に歩む道を選んでくれた——だが、最後の二人はそうはいかないかもしれない。


クロノレイトは歩を止めず、真っ直ぐ先を見つめて応える。

「そうだな。だからといって、諦める理由にはならない。心が動かない相手には、想いをぶつけ続ける。それが俺たちのやり方だ」


星玲奈が隣で頷く。

「無理に変えようとしなくてもいい。ただ、真実を伝えるだけ。ドネイターさんが本当に望んでいたものが何だったのか——ちゃんと届けましょう」

ゼロは拳を握りしめる。

「ゼロトキ……俺は彼の本心を知っている気がする。冷たく見えても、きっと何かを抱えている。最後まで向き合う」アルカも力強く続ける。

「どんなに固く閉ざされた心でも、温かさが届かない場所なんてない。信じて待っています」オーガストが低く呟く。

「俺のように……か。時間はかかるかもしれないが、届くまで諦めるな」

クロノレイトは皆を見回し、瞳に決意を宿して告げる。

「ああ。最後まで——俺たちの手で、全員の未来を守る」

再び歩き出す一行。十字の光が足元を照らし、天使たちがその背中を見守っている——。こうして——改心が難しくとも諦めない心! 真実を届けるために! 物語、最終決戦の時が迫る——!クロノレイトは歩を進めながら、真っ直ぐな瞳で告げる。

「ゼロトキは恐らく俺のクローンだ。ストレンジ・プレデターが作ったな」その言葉に、一同は思わず足を止める。

「クローン……?」星玲奈は驚きを隠せず、手を口に当てる。

「それで……どこか面影があったのか」ウプアトは納得するように呟く。クロノレイトは続ける。

「俺の細胞から、俺に代わる戦闘体として造られた。だが同じ姿でも、同じ人間じゃない。彼は彼の人生を、彼の心を持って生きてきた」ゼロは拳を握りしめ、真剣な面持ちで言う。

「だからこそ、彼は自分が何者なのか苦しんでいるのかもしれない……」

アルカも静かに頷く。

「誰かの複製じゃない。ゼロトキさん自身の存在価値がある。それを伝えなければ」クロノレイトは前を向き直し、力強く歩き出す。

「ああ。俺とは違う道を選べること——それを最後に見せてやる」こうして——明かされるゼロトキの正体! 同じ姿でも違う心! 物語、真の絆を求めて進む——!聖堂の最深部、厳かな空気が張り詰める中——ドネイターが手にした輝きを、ゼロトキに差し伸べる。

「ZXファクター——こにその力を宿す」その光はゼロトキの体に吸い込まれるように溶け込み、一瞬にして全身を駆け巡る!

「ぐああああ!」内側から湧き上がる膨大な力に、体が変貌していく——。漆黒と禍々しい紅が混ざり合う色に肌が染まり、オーラは濃く重く立ち込める。だがその姿は、禍々しい雰囲気を除けば、まさまでクロノレイトと瓜二つ——同じ面影、同じ輪郭、それでいてまったく別の存在として佇む。ヒュージノイド——その名にふさわしい、巨大で強大な力を纏った姿がここに完成した。ドネイターは満足げに告げる。

「さあ、行け。クロノレイトを討ち、この世界に終焉をもたらすのだ」ゼロトキ——ヒュージノイドと化したその瞳には、感情の色はなく、ただ冷たい光だけが浮かんでいる。

「……任せろ。俺が、クロノレイトを倒す」低く重い声が響く。同じ顔から放たれるとは思えないほど、凍てつくような響き——。こうして——ZXファクターが融合! ヒュージノイド誕生! 物語、クロノレイトと同じ姿の強敵が立ちはだかる——!長い廊下の先から、一筋の強烈な気配が押し寄せる——。クロノレイトは足を止め、はっと肩を震わせ、胸元で握った手を強く固くする。

「このオーラ……」肌に刺さるような重く禍々しい気——それは自分自身のものと酷似しながらも、決定的に違う。憎しみと絶望、闇に塗りつぶされたような冷さが、骨の髄まで伝わってくる。星玲奈も隣で身構え、声を潜める。

「レイト……あれは……」

「ゼロトキだ」クロノレイトは瞳を眇め、先の扉を見据える。

「俺と同じ顔をした、俺のクローン……」ウプアトが低く唸る。

「ZXファクターの力か。あれほどのものとは……」ゼロは拳を震わせる。

「彼が受け入れた力……自分を見失うほどの闇だ」クロノレイトは一歩前へ踏み出し、揺るぎない決意を込めて告げる。

「俺が相手する。俺にしか、彼の心に届けられないものがあるから」

闇のオーラが迫る中、一行は覚悟を胸に、最後の扉へと歩を進める——。

こうして——感じ取られる闇の気配! 同じ姿の宿敵との対峙! 物語、最終決戦の幕が上がる——!長い廊下をさらに進んだ先——、一行は息を呑む光景に出くわす。左右の壁際に、透明なカプセルがいくつも並んでいる。その中には、まだ目覚めていないヒュージノイドたちが、それぞれ浮かぶように閉じ込められている。禍々しい気配をまとった姿——どれもクロノレイトに似た面影を残しながら、眠りについている。

「これは……」クロノレイトは足を止め、カプセルの一つに目を向ける。

「ゼロトキだけじゃなかったのか……」星玲奈は手を胸元に置き、声を震わせる。

「こんなにたくさん……同じような姿の人たちが……」ゼロは歯を食いしばり、拳を握り締める。

「クローンを量産していたのか……。誰もが自分の意思を持つ前に、兵器として造られたなんて……」オーガストが低く唸る。

「人の形をしたものを、道具のように扱うとは……。俺が受けてきた仕打ちと同じだ」カプセルの中の彼らは、まるで何も知らずに眠っている。だが目覚めた瞬間、戦うことだけを使命として生きることになる——。クロノレイトは瞳に決意を宿し、先を見据える。

「絶対に……目覚めさせはしない。この人たちにも、自分の人生を選ぶ権利がある」一行は重い気持ちを抱えながらも、前へと歩を進める——。こうして——並ぶカプセルの中の存在! 量産されたヒュージノイド! 物語、闇の計画の全貌が明らかになる——!並んだカプセルの一つが突如、激しく濁り始める——!


中のヒュージノイドの姿が崩れ、黒く濁ったモヤへと変質し、カプセルを突き破って漂い始める。それは生体でもなく、力の塊でもない——穢れそのものの気配。同時に床から壁から、低く重い地響きが湧き上がり、廊下全体が軋み揺れる!ウプアトが眉を顰め、状況を捉えて叫ぶ。

「嘘だろう、儀式にしては早いぞ」クロノレイトは地面の揺れに耐え、眼前の穢れを見据える。

「計画が前倒しになった? それとも——」

「穢れが漏れ出してる……!」星玲奈は手を胸元に当て、その禍々しさに息を呑む。

「他のカプセルも、いつ同じようになってもおかしくない……」

ゼロは拳を固める。

「目覚める前に、体が保たなくなってるのか。造られた存在が、壊れ始めている……」地響きは次第に大きくなり、闇のモヤはゆっくりと膨らみ、何かを飲み込もうと漂っている。クロノレイトは一歩も退かず、先の扉を指し示す。

「急ごう! もたもたしていたら、この穢れが聖堂全体に広がってしまう!」一行は揺れる床を踏みしめ、加速して前へ——。こうして——崩れ落ちるカプセル! 溢れ出す穢れと地響き! 物語、予期せぬ異変が迫りくる——!ついに重厚な扉を抜け、儀式の間へと踏み入る——。広大な空間の中心、光と闇が渦巻く壇の上にドネイターが佇み、一行を迎える。

「みんな、そっちについたのね」

冷ややかな声が響く。

「でもいいわ。穢れが陣に溜まってる」周囲の結界は濃い闇色に濁り、先ほどのモヤが渦を巻いている。

「そして明日にはサタンをこの世に降臨させられる。そうすれば人間も、それに与する亜人も、みんな死ぬんだから」瞳には憐れみも憎しみもなく、ただ「当然の帰結」を告げるかのよう。

「最初は生贄が必要かと思ったが、穢れがこれだけあればその必要もない」自らの手で生み出した歪みこそが、最終的な力の源になると——そう言い放つ。クロノレイトは拳を握り締め、一歩前に進み出る。

「そんなことのために、何人の命を、何人の心を踏みにじってきたんだ! 穢れで滅ぶ世界なんて、誰も望んでいない!」

「滅びこそが救済よ」ドネイターは静かに返す。

「争いも痛みも悲しみも、すべて無に帰す。それが一番公平な答えだ」星玲奈は声を震わせながら訴える。

「違います! 生きているからこそ、悲しむことも笑うこともできるんです! 全部消してしまうなんて……それは誰のためにもならない!」ゼロトキ——ヒュージノイドの姿で、ドネイターの脇に佇み、一行を睨んでいる。同じ顔が、今は冷酷な仮面のように見える。オーガストが低く唸る。

「俺たちの痛みを、俺たちの絶望を、ただ利用していただけだというのか……!」ドネイターは陣の濁りを指し示す。

「止めたいなら止めてみなさい。だがもう、時間の問題だ。サタンは目覚めつつある」こうして——明かされた真の目的! 降臨迫るサタン! 物語、人類の存亡をかけた最終決戦——!

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