第一話 全ての元凶
日が沈む頃――
他の生徒が放課後を賑やかに過ごしているところ、尚紀は校門前で誰かが来るのを待っていた。
「すみません! 遅れました!」
駆け足で尚紀の前に現れた人物はシグマ。一緒に帰る約束をしていたのだ。
「大丈夫、私も今来たところだから」
尚紀は首を横に振り、優しく微笑み返した。無論、少しは待ったが。
「行こう」
「はい!」
二人は横に並び、歩き始める。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・先輩」
「?」
「その・・・・・・手を・・・・・・・・・・・・」
シグマが恥ずかしそうに言っていると、尚紀が彼の手を握る。
「っ!?」
「遠慮しなくていいよ。今日はあいつらいないから。それに、もう恋人なんだし」
「・・・・・・・・・・・・はい」
二人の幸せな時間が続く――――
「やべぇ!! 鼻から鼻血出た!!」
――はずがなかった。
「頭痛が痛いみたいな言い回しだなおい!」
二人の雰囲気をぶち壊すように、ラムダとカイの愉快な声が辺りに響く。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
尚紀は念のため、後ろを振り向く。
実際にラムダは鼻血を出していたが、尚紀は呆れた目で流し、前を見直し歩き始める。
「ちょちょ待てい! スルーすんな!」
ラムダは何故か尚紀の後を追いかける。
その気配を察した尚紀は、適確にラムダの腹に後ろ蹴りを入れた。
「ぶほぁ!」
ラムダの体は後ろに吹き飛び、倒れる。
鼻血が出ているため、余計悲惨に見える。
「・・・・・・流石だ! どんな相手だろうとほぼ一撃で倒せることから『○ン○ン○ン』と呼ばれていることはある!」
「伏せ字多すぎて何なのかわかりませんよ!」
カイの言葉にシグマがツッコミを入れた。
「はぁ・・・・・・・・・・・・一体何の用?」
尚紀がラムダ達に問う。その声のトーンはシグマと話していたときよりも断然低く、威圧的だった。
「何で・・・・・・何でシグマには優しいんだ!」
ラムダは震えながらも立ち上がる。
「オレ達『も』幼馴染みだろ? 長い年月を過ごした俺たちより、途中退出したそいつの方が――」
「大切に決まってるじゃない。そもそも、私はあんた達を友達と思ったことはないわ」
「何っ!? 幼馴染みということは、友達という意味ではないのか!?」
カイが大袈裟に言うが、尚紀は呆れる。
「・・・・・・行こう」
「え――あっ」
尚紀はシグマの腕を強引に引っ張りながら歩く。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
※
話は入学式の翌日に遡る。
授業を終えた尚紀は真っ直ぐ家に帰ろうとしていた。と言っても、尚紀は一人暮らしで待っている人がいるわけではない。ただ純粋に『あの』二人に絡まれるのを避けるがためである。友達がいないわけではないが、その友達は部活に入ってるため一緒に帰ることが困難である。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
尚紀が黙って帰ってると、明らかに高校生ではないチャラそうな男達がぞろぞろと尚紀に向かって歩いてくる。
「また・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
尚紀は嫌そうに呟く。
男女問わず魅了する完璧な容姿を持つ尚紀にとって、ナンパなど当たり前のように起きていたが、今日は一度に大人数と異様だった。
気がつくと男達は尚紀を囲むように並び立ち、逃げられないようにした。
「君が、尚紀ちゃんだね?」
「・・・・・・何?」
「一昨日、俺たちの部下が世話になったみたいだねー・・・・・・」
「謝罪して欲しいの?」
「察しがいいね。もちろん、それだけで済むと思わない方が身のためだ」
「断る――と言ったら?」
「それは君が一番知って――がはっ!!」
男が指をポキポキと鳴らしながらニヤニヤと話していると、尚紀が先制攻撃を仕掛けた。
拳を一撃、腹に受けただけだが、男は失神し倒れる。
「ちっ! このアマ――ぐはっ!!」
「うぶっ!!」
「ぐへぇ!!」
尚紀は男達の攻撃をかわしながら確実に一発で倒していく。順調に思えたが――
「うっ・・・・・・・・・・・・!!」
尚紀は隙を突かれてしまい、スタンガンを体に受けて倒れる。どんなに強い尚紀でも、この十数人全員を処理しきれなかった。
尚紀の意識はまだはっきりと残っているが、痛みと痺れで動けなかった。
「やっぱり抵抗してきたか。手間取らせやがって」
「早く運ぼうぜ! ヤりたくてたまんねぇんだよ!」
「そう急かすな。騒がれても困るからもう一発――」
男はスタンガンをもう一度、尚紀に当てようとした。
「あのー・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その直前、何者かが男達の輪に声をかける。
恐る恐る声をかけた人物は、シグマだった。
「シグマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
尚紀が彼の名を口にすると、本人は驚く。
「どうして俺の名を――」
「何なんすか? 俺たちに声かけて」
妨害されて腹を立てている男の一人がシグマに迫る。
「こっちは取り込み中なんだよ!」
「その、それはわかった上で声をかけたんです。身内の話に部外者が口を出すのはもってのほかですが・・・・・・流石に女性相手にスタンガンはどうかと――」
「うっせーな!!」
男がシグマの頬を殴った。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まともに受けたシグマの口から血が流れたが、体は動かず何ともないように立てていた。
「ほう・・・・・・細い体してる割には意外と頑丈だな。いじめがいがある!」
男がもう一発殴ろうとする。
「待って、彼は何も――」
尚紀が止めようとするも、目を疑う光景を見た瞬間言葉が出なくなる。
シグマは男の拳を左手で受け止め、そのまま強く握る。
「うがぁぁぁぁあ!!」
男の拳の骨が砕ける音が辺りに響く。シグマは拳を離してやると強く蹴り飛ばし、失神させる。
「はぁ・・・・・・ギャングやテロリストが当たり前になった今の世の中で、その力は大切な人を守るために使えるはずなのに・・・・・・」
シグマは真剣な表情で言った。さっきまでの気弱で情けない雰囲気が嘘のようだった。
「野郎! その程度で調子に――」
男が怒りをあらわにしている内にシグマが動く。
「っ!?」
尚紀は自分の目でしっかりと見た。
シグマが動いたと思った一瞬――風を切る音をたてる程の速すぎる速度で男達全員に当身をする。
その間――――――0.7秒。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
男達は一斉に黙って倒れていく。
あまりにも衝撃的なことに、尚紀は唖然とする。
「ふぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シグマは手を払うと、尚紀に手を差し伸べる。
「大丈夫ですか?」
「――っ! えぇ、ありがとう・・・・・・・・・・・・」
尚紀は我に返り、シグマの手を借りて立ち上がる。しかし、動揺が解けることはなかった。
「――ねぇ、シグマ・・・・・・シグマだよね?」
「どうして俺の名前を・・・・・・・・・・・・?」
「覚えてない? 私だよ、尚紀。小学生の時にあなたが転校して以来会ってなかったけど・・・・・・」
シグマは、学年は違えどあの二人と同様、幼稚園、小学校と一緒に過ごしてきた中である。しかし尚紀が小学五年生の時に突然、彼はどこかに転校してしまった。それ以来音信不通で彼と会う機会が作れなかった。あの二人と違ってまともで、特に仲が良かった尚紀にとってはショックな出来事だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません、俺は――」
「らんらんらららんら――――ん?」
シグマが何かを口にしようしたところ、大きな声で歌を口ずさみながら自転車を走らせていた男が、二人を見て急停止する。その男は、ラムダだった。
「おおおおおおおおおおお!! シグマか? シグマだよな!?」
ラムダは自転車を道に投げ飛ばし、歩いてシグマに近づいた。
「髪染めたのか! 一瞬誰なのかわかんなかったぞ!」
「え・・・・・・・・・・・・誰ですか?」
「ファッ!?」
ラムザは驚いて後退りする。
「うっそだろ? 小学校の時、ヘンテコな名前で面白がられていたオレのこと覚えてないのか・・・・・・・・・・・・!?」
「・・・・・・すみません」
「まあまあ」
シグマが謝ると、ラムダが一瞬で呑気な状態に切り替わる。
「お前の事情は把握してるから」
「事情?」
ラムダの言葉に反応したのは尚紀。するとラムダはズボンのポケットからスマホを取り出す。
「ええっと、シグマ。十五歳」
「?」
なぜかラムダはシグマについて話し始める。
「幼稚園、小学校ともにオレとカイ、尚紀と親友関係にあった。しかし、親の都合で転校せざる終えなくなる。転校して一年、シグマが小学五年生になったある日、何者かが家に侵入。その目的は不明であるが、両親を殺害。シグマも襲われたが兄が庇った。物音に気づいた近所の通報を耳にしたその人物は逃走、シグマは無事だったが兄は助からなかった。そのショックで、それ以前の記憶を忘れてしまった」
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
尚紀は驚くが、それにはまだ早かった。
「復讐を誓ったシグマは、殺し屋になった」
「!?」
尚紀は真偽を伺うような同様の目でシグマを見ると、それを察した本人が口を開く。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの人が言っていることに間違いはありません」
「うそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
思わず尚紀は足を崩す。
「あの事件は未解決。唯一わかっていることはその人物が何かしらのテロ集団の一員であること。シグマは犯人を捜すため、自力で生きるために殺し屋<ガーネット>を名乗り、依頼を受け、金を稼ぐことにした。まるで最初から殺しの才能があったように序盤の頃から一切のミスを犯さずに依頼を熟した。その内、いつの間にか殺し屋の中で五本指に入る実力者となった。標的以外にも立ちはだかる敵は皆殺しにするも、どの死体も綺麗な状態で殺しを楽しんでないことから『冷酷紳士』という肩書きで、裏社会に名を轟かせる・・・・・・まあざっとこんなもんだよな?」
「はい、間違いはありません」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
尚紀は足を崩したまま、下を向いている。
――別に、シグマが殺し屋になったのが嫌なんかじゃない。シグマが酷い目にあったのに、それもわからずに普通の生活をしてきた自分が嫌になって胸が痛い・・・・・・・・・・・・
「んな落ち込むなって尚紀。確かに昔の親友が問答無用で人を殺すような輩になってたら皆怖がるさ。けどほら、お前のこと助けただろ? 記憶が戻ってないのに。んま、それにもちゃんと理由があるんだけどな」
「えっ・・・・・・!」
尚紀がやっと顔を上げ、ラムダを見る。
「あー、わりい。あの話に続きがあってな。シグマが中二になったある日、突然殺し屋を引退したんだ――」
次に吐くラムダの言葉によって、シグマの人生を大きく変わった。
「――大好きな、尚紀の気を引くために」
「え・・・・・・うえぇ!?」
「っ!?」
尚紀が変な声をあげ、顔を赤くする。シグマも自分の秘密を暴露され、動揺する。
「金は有り余るほど持ってたからやめても生活に支障はないのだろう。シグマは学校で見かけた尚紀に一目惚れ。後を追うために猛勉強し、無事同じ輝跡高校に入れた。早速、今日話しかけてみようと後を追いかけていたところ、男達に囲まれているところを発見。ヒーローになれるいい機会となった。いやーそれにしてもスゲーな! これがまさに運め――」
ラムダが謎の関心をしていると、シグマが彼の頭を掴み地面に強く叩きつける。
「あいてて、何じゃいきなり!」
「よくサラッと暴露できますね・・・・・・そもそも、俺の情報をどこで仕入れたんですか?」
シグマが怒りに身を任せ、ラムダの顔を全力で地面に押しつけたまま問う。
「話すから止めてくれ! このままだと頭カチ割れるから!」
「結構頑丈ですね・・・・・・普通なら既に卵が割れるように血飛沫を上げる頃なんですが」
「こっちも色々苦労してるからな! おーい尚紀! 助けてくれー!」
ラムダは尚紀に助けを求める。彼女は立ち上がり助ける――と思いきや、耳を塞ぎ見て見ぬフリをした。
「なんで無視するんや!」
「幼馴染み・・・・・・なのかもしれませんが、殺すことに――」
シグマが本気でラムダの頭を潰し殺そうとするが、遠くからナイフが飛んでくる。シグマは空いている左手でナイフの刃を避けて掴み取る。その一瞬で右手が緩み、その隙を逃さずラムダは左腕で振り払い、横になったまま体を転がして距離を置く。
「あー、死ぬかと思った。めっちゃいいタイミングで来たな」
ラムダは立ち上がりながらナイフが飛んできた方を見る。
黒髪の男――カイがこちらに向かって歩いているのが見えた。
「あいつにしては珍しく苦戦して――嘘だろ?」
カイが駆け足でシグマのもとに寄ると、彼の体を見回す。
「シグマ? どうしてお前がここに? しかもラムダを襲うなど――」
「カイ、わりいな。お前の情報正しかったわ」
「・・・・・・・・・・・・やはりか」
「と言っても性格自体変わってないから安心安心――あっ、すっかり本題忘れてたわ」
「・・・・・・まだ何かする気なの?」
尚紀が呆れた声で言った。
「実はオレ達、探偵をやってるんだけどさー・・・・・・シグマも一緒にやらねえか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
突然の提案に、シグマは反応に困った。
「探偵と言うが、実際肉体労働の方が多い。有り余った殺しのスキルを発揮できるいい機会だ」
「普通は調査業務すると思うんだけど・・・・・・・・・・・・」
「しゃーないだろ尚紀。今の世の中話し合いで解決できる依頼がないんだから」
「俺たちと過ごすことで昔の記憶が戻るかも知れない。それに、この仕事は裏社会とも関わってくるからお前の復讐の相手も見つかるかもな」
「!?」
カイの最後の言葉にシグマは気を引かれる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・いきなり言われましても――そもそも、俺はまだ秘密を暴露したこと許してませんから」
「許してください! 尚紀の体を好きにしていいから――ぶふぁ!!」
「だはぁ!!」
ラムダが冗談半分で言ったことが頭に来た尚紀は、彼の腹を殴る。ついでにカイも殴る。
「ちょ・・・・・・これは・・・・・・あかん――」
「俺は・・・・・・まだ何も――」
二人は腹を押さえ苦しんだ後、倒れた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
その様子を目に焼き付けていたシグマの背筋が凍る。
自分が本気を出しても余裕をかましていたラムダを、たった一撃で仕留めた。確実に自分より強いとわかったからである。
「ごめんね、このアホ共が変なこと言って。探偵には入らなくていいから」
「え、あぁ・・・・・・はい」
片方は別に何もしてないのに――と言いたかったシグマであったが、尚紀が少々怖くて口に出せなかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
――――沈黙。
二人は黙って見つけ合っていた。
シグマは尚紀のことが好きであることがバレたから、
尚紀はシグマが好きに思っていることを知ったから、
気まずくなり、何も話せずにいた。
その中、シグマが決意を固め、口を開く。
「・・・・・・俺のことは、もう忘れてください」
「え・・・・・・・・・・・・」
「幼馴染みが殺人鬼――なんて耐えがたいことです。俺はもう・・・・・・・・・・・・先輩の前に現れないことにしますので、いっそのこと記憶から俺を――」
尚紀のことを諦める――
そう決断したシグマに対し、尚紀は彼の頬を強く打つ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
シグマの頬に衝撃が走り、頭の中が真っ白になる。叩いた痕がはっきりと残っていたが、何故か痛く感じなかった。
「バカ!! 記憶喪失が言い訳になると思ってるの!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
涙を浮かべながら怒る尚紀に、シグマは返す言葉が見つからなかった。
「どうして、どうしてあの約束も忘れるの!?」
「約束・・・・・・・・・・・・?」
「次に会ったときは結婚しようって!!!」
「・・・・・・えぇ!?」
シグマは願ったり叶ったりなことに頬を赤く染める。
「どうして、どうしてなの!!」
尚紀の感情が高ぶり、思わず拳をシグマの腹に当てる。
「うぐっ!!」
かわせないわけではなかったが、シグマはあえて拳を受ける。
殺し屋の仕事で、反撃を受けたり逆に待ち伏せされて被弾することも少なくなかった。その分、依頼を熟すごとに体に耐性がついてくる。引退してから約二年間経ち、耐性が弱くなったからといっても、尚紀の拳はこれまで受けた攻撃よりも遥かに痛かった。
「っ!? ごめんなさい、いつもの癖でつい・・・・・・」
自分がやったことを自覚した尚紀は顔を青ざめ、謝った。
「大丈夫です・・・・・・・忘れている俺が悪いんです。その代償は、この程度だけでは済まないでしょう」
シグマは痛みに耐えながらゆっくり尚紀に近づき、抱きしめる。
「俺の記憶はもう戻らないでしょう。俺は先輩の想う『俺』にはなれないと思います。それでも俺は今でも、先輩のことが好きです。俺と・・・・・・付き合ってください!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」
※
このように、滅茶苦茶な感じではあったものの、二人はめでたく交際を始められた。
「おっとまだ話を終わってないぞ!」
「俺たちを倒してもここを通させはしない!」
この二人がいなければ・・・・・・もっと幸せだったろうに。現実は非情なり。
あの後、少しでも自分の記憶を取り戻したいというシグマの意志で探偵の仲間入りをした。
ちなみに探偵のメンバーはラムダ、カイ、シグマの三人となった。本来であれば尚紀も一員なのだが、本人が酷く嫌がっているため、正式なメンバーにはしていない。なお、その探偵グループ名はまだ考え中とのことである。
「・・・・・・鬱陶しいわね、消えて」
「さっきのは悪かったから! 真面目な話するから!」
「何かありましたか?」
シグマが尋ねると、ラムダはドヤ顔で言い放った。
「依頼だよ、依頼」
予定より投稿が遅くなってすみません。
あらすじに書いてある通り、こちらの作品は不定期更新となります(もう一つの作品をメインにするつもりですので)
人気次第ではこちらをメインに切り替えるかも知れません。
何がともあれ、これからもよろしくお願いします!




