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「私は、あなたたちを仲間にしたい。強敵と戦うときだけでもいいから、一緒に戦ってほしい。少しでも勝率を高めるために。」



言い終わった私は、軽く息切れしていた。今のは、、、なに?



緑の精霊「どうやら、僕たちを騙したりするつもりは無いようだね。分かった。君の仲間になるよ。」


黄色い精霊「あなたがいいなら、私もいいわよ。これからよろしく〜♪契約するんでしょ?」



「なおさら興味が湧いたわ。今のは、精神に作用する魔法ね。本心を喋らせるものかな?すごく恐ろしいわ。」


緑の精霊「気分を害して悪かったね。でも、用心することに越したことは無いからさ。」



そう言って、緑の精霊と黄色い精霊は、契約のために腕を差し出す。



「いいえ。疑うのは当たり前よ。むしろ頼もしい。ねぇ、もしよかったら、そういう魔法に対抗できる魔法だけでも、教えてくれないかな?」



そう言っている間に、契約が完了した。


緑の精霊「契約したんだから、そう命令すればいいのに。」


「さっきも言ったけど、私はあなたたちを、必要なときに呼ぶ。それ以外は自由なの。だから、これはあなたが決めることよ。」


緑の精霊「ふーん。人間ってもっと傲慢で欲深くて頭の悪い生き物だと思ってた。こんな人もいるんだねぇ。わかった、教えるよ。そんなに手間じゃないしね。」


「ありがとう。あ、そういえばさ、名前をつけていいかな?」


黄色い精霊「つけてくれるの?言ってみて〜♪」


「うーんと、緑の精霊さんは、ラルド。黄色の精霊さんは、イェラ。でどう?」



緑の精霊「ぼくは何でもいいよ。響もいいし、ラルドで!」


黄色い精霊「わたしもそれでいい!ありがと〜♪」


「よろしくね、ラルド、イェラ。」


ラルド「うん。アヤさんのことは、イェラの次に大切にするよ。」


イェラ「わたしも、ラルドの次に優先しちゃおーっと。」


「それで全然構わないわ。じゃあ早速、ダンジョンの場所を教えるわ。」


わたしはそう言って、脳内で場所を送る。契約すると脳内で会話できるようになるが、それ以外にも記憶の一部の風景を送ることも可能なのだ。


ラルド「さっきも思ったけど、ダンジョン制覇早くないか?アヤさんは本当にすごいんだね。」


「そのダンジョン、中にはほとんど敵はいなかったわ。そのダンジョンを守護していた敵には苦労したけどね。あと、わたしが強いのは、すべて紅と青スケのおかげなの。」


紅「アヤに気に入られたみたいでよかったな。アヤに精神魔法をかけたときは殺してやろうと思ったけど。」


青スケ「まあまあ、紅さん。警戒するのは当たり前のことですよ。新しい仲間が増えたことを今は喜ぶべきです。これでアヤさんはより安全になりましたゆえ。」



ラルド「なるほど、紅さんと青スケさんは、随分とアヤさんのことを慕っているようだね。こんな成長戦略を考えつく人間もいるんだね。」


イェラ「アヤちゃん頭いい〜♪」



「ふふ、ありがと。じゃ、早速ダンジョンに向かってくれる?そして、ダンジョンコアに登録してきて。登録すると、あなたたちはどこからでもダンジョンへワープ出来るようになる。」


ラルド「で、契約しているから召喚はいつでも可能。つまり、俺たちはアヤさんのいる場所とダンジョンを一瞬で行ったり来たりできるわけだ。」



「その通りよ。だからこそ、ダンジョン所有者はすごく強い。なるべく早くいろんなダンジョンを所有しておきたい。それが現在の方針よ。」



ラルド「了解したよ。とりあえず、まずはダンジョンに向かうよ。会話はいつでも出来るから脳内に話しかけてくれ、アヤさん。」


イェラ「アヤちゃん気を付けてね〜♪」


「了解、じゃあ、またね!」


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