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松本「はぁはぁ。久しぶりにこんなに疲れたぜ。」
笠松「あぁ。なんとか、、、逃げ切ったなぁ。」
「ねぇ、お二人さん!」
松本「だれだ!!!???」
そういってすぐにダガーナイフを構える。先ほどの疲れた態度は吹き飛んでいて、張り詰めた緊張感が伝わってくる。
人間相手にここまで警戒するということは、やはりこの人たちも分かっているのだ。人間が1番怖い敵であると。
「ごめんなさい。ここよ。」
そばの建物の二階から私は手を振った。
笠松「何の用だ?」
「ちょっと話があるのよ。聞いてくれるだけでもいいわ。」
松本「そっちへは行けない。そこで話せ。」
「警戒心が強いわね。まあそれだから選んだんだけど。」
「前置きとか無しで言うわ。パーティーを組みません?アイツを倒すためだけの。」
松本「正気か?俺らは少なくともアイツには敵わないと思った。だからこそ逃げてきたんだが。」
笠松「それにお前、レベル1じゃねぇか。よくそんなこと言えたな。」
「私にはとっておきのスキルがあるのよ。威力は見て貰えば分かるわ。」
そう言って、紅にファイヤーボールを撃ってもらった。命中したゴブリンが弾け飛んだ。
松本「お前、魔法が使えたのか。今まで魔法が使えるようになったやつはいなかったのに。」
「いや、これがスキルなのよ。魔法を使える代わりに、経験値を失うの。」
笠松「なるほどなぁ、だからレベル1と。」
「えぇ、その通りよ。(大嘘)」
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紅「よくそんな嘘がスラスラ出てくるもんだ」
青スケ「アヤさんは聡明ですなぁ。」
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