表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/61

15

より強くなった紅と青スケを連れて、市役所へと進む。



市役所に着いた。中から騒がしい音が聞こえてくる。


どうやらすでに、戦闘は始まっているようだ。モンスターはまたしても、ゴブリンたちと、ハイ・ゴブリン。死傷者も少なからず出ている。



まずは【観察】しておこう。


このハイ・ゴブリン。大学に現れたやつよりは弱いかな。でも、市役所の人たち全員レベル1じゃん。

ジョブさえ選択してない人とか、、、。まあ、いるだろうね。この世界にすぐに順応出来る人の方が珍しいだろう。





耳を澄ましてみると。



「おい、俺は課長だぞ?早くお前が前衛に出ろ!おいそこ!指示した通りに突撃だ!お前!なんで支援をしてない?武器はまだか!取りに行った連中、遅すぎる!」



あー、このタイプの人ね。上下関係がなによりも大事で、それがプライドで生きてる人。


正直、苦手。



それで有能ならまだいいんだけど。さっきから聞いていてれば、具体性のない指示、次に繋がらない命令、怒鳴り散らしているだけだった。相手をちゃんと見て、勝ち目を見つけて挑んでいるのだろうか?それとも何も考えていない?


おそらく後者なんだろうなー。


ここのグループの人とは、まあ無理して仲良くならなくてもいっか。中にはいい人もいるんだろうけど、ちょっとこの状況じゃねぇ。



というわけで、

「紅、今度は一撃でよろしく!」


紅「待ってたぜ。進化したお陰で、いままで使えなかった魔法がついに解放されたんだ。ファイヤーウォール。」



それはまさに、なんの前触れもなく起きた。ハイ・ゴブリンの周りを包み込むような巨大な炎の壁。そしてその壁は、じわじわとハイ・ゴブリンのいる中央へと集結していき、しばらくして、パッと消えた。そこには粉々の骨だけが残っていた。



あたりは静まりかえった。

ちなみに紅も調子に乗りすぎて体力を一気に消費したので、静まりかえった。

青スケは、興味深い、と一言言って静まりかえった。


私はそっとその場を離れて、自転車で走り去った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ