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私だって、頑張ってます‼  作者: ひろみりうむ
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ようするに

穏やかな午後の日射しに目を擦りながら、ボーッと窓の外をみて思う。


世の中って可愛い女の子が大半で、その大半が痩せてるオシャレな女の子と、その子達の事が大好きな男の子。

もしくはその逆だったり。

なんて言うのかな、リア充?いや、可愛いは正義?イケメンは正義?

あれだよね、世の中って生まれた瞬間に決まるよね、容姿的な意味で。


その他の人は、きっと注目されることもなく、何となく平凡な毎日を送るんだろうな。


誰に好かれるでもなく、好きになるでもなく、ただぼんやりと毎日を過ごす。まあ私のことですけど。


私はというと、両親ともに平凡な容姿、職業。

兄弟はなぜこの両親から生まれたのか意味がわからないお顔立ち。なのに私は平凡。なぜだ。

ちなみに母方の祖父がイケメン。


「覚醒遺伝かこのやろう。」


「覚醒遺伝ってなんのこと?」


「いや、だから何で勝手に部屋入ってるわけ?」


そして何で独り言に返事してんの君は


「え、むしろ何で入っちゃダメなわけ?」


もうやだこいつ、イケメンだからって何なの


「あのね、弟だからってイケメンだからって、お姉ちゃんの部屋に勝手に入って来て、しかもベッドでゴロゴロしていい何てことないのよ?ねえ、聞いてる?」


「あー、はいはい、イケメンだから許して」


うっわ超うざい。ドン引きなんですけど、なんて言葉にできない平凡な姉は黙ってまた窓の外を見るのでした。

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