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私もいつか母様みたいに……



いつも読んで下さる皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。


投稿時間が遅くなり大変申し訳ありません。


朝起きた子供の下唇が倍以上腫れ上がり慌てて病院に行ってきました。

幸いにも蕁麻疹だろうとの事ですが、粘膜の為一週間程の経過観察が必要との事です。

その為、一週間程は投稿を隔日にさせて頂きたいと思います。

何事も無ければその後また毎日投稿したいと思っておりますのでよろしくお願いします。


私の拙いお話を楽しみにして下さっている方がおられましたら、大変申し訳ありません。


次回は明後日に投稿予定となります。


このご時世です。

ストレスなども過分にあると思います。

皆様も身体には気を付けて下さいね。



十六夜





「もうじき、ポアロ様が来られるわね」

優しく頭を撫でながら母様が言った事で、ぼんやりとしていた頭が動き出します。


「えっ、もうそんな時間ですか?」

「ふふっ、珍しいわね。リフレシアが約束を忘れるなんて。でもいいのよ、待たせても。女性を待つのも紳士の嗜みなんですもの」

「…………ソウデスネ」

……母様、母様を喜んで待つ方がいるのは知っていますが、それは他の人の前では言わない方が良いと思います。


「ポアロ様については旦那様もあの子達も時間が掛かると思うわ。大好きなリフレシアを取られそうなのだから」

「取られる?」

「ええ、旦那様もあの子達も貴女の恋人にはなれないから」

「……は?ポアロ様は一回り以上歳が離れているんですよ?しかも、王族で魔導師長であのお顔です。9歳の私に手を出す程女性にも困ってないはずです。どうしたらそんな結論に至るのですか?」

「貴女のせいよ、リフレシア」

「私?」

「今まで他人を寄せ付けず、初対面で心を許すなんて事なかったもの。しかもポアロ様の言葉で林檎のように頬を染めたりして。ルーカス君達は別よ?貴女、彼等に対してはシリスと同じ扱いをしてるから。恋する相手として見た事無いでしょう?」

ルーカス達に恋?あり得ません。母様の言う通りでやんちゃな弟みたいに思っています。


ではポアロ様は何なのでしょう?

いつも居るのが当たり前で考えた事が無かったです。

父でも兄でも友人でもありません。

ポアロ様は神様で、神様は……神様です。

ただあんな綺麗なお顔で女の子扱いされたら頬を染めてしまうのは仕方ないと思います。

それと恋してるというのは違うのでは?


「……私にはまだ恋とかはわからないです」

「ふふっ、いずれわかる日が来るわ。兎に角、旦那様達はそう認識している事を前提に言葉や行動に気を付けて。でないと今より酷くなるわよ?」

「今より……勘弁して欲しいです。というか言動に問題があるのは私ではなくポアロ様です。ポアロ様に気を付けてもらいます」

「う〜ん……。わたくしから見たらポアロ様は無自覚でされているようだから、難しいのではないかしら?」

「………………」

確かに。以前そんな事を言ってたような気がします。私が動揺せずに受け流せるようになれば何とかなるでしょう。


「母様、色々と相談にのってくれてありがとうございます。母様は本当に凄いです。私もいつか母様みたいになりたいです!」

「!!リフレシア!!」


再びぎゅっと抱き締める母様。

何処までバレているのかわかりませんが、その上で私を愛してくれている事は、胸の中を優しくキラキラした何かで満たしてくれました。

母様から感じる優しい想いは一葉のママととても似ていて、心を委ねても大丈夫なんだと安心出来るのです。


過去の記憶を持つ事で何でも自分で出来ると勘違いしていた私。

だけどここに居る私は、リフレシアはまだまだ子供で、大人の人達の助けが必要です。

自分に出来ない事があった時、助けてくれる人が居て助けてくれるというならば、私は素直にそれを受け取れば良かったのです。

そして、心から感謝を伝えれば良かったのです。

遠慮なんてしなくて良かったのです。


だって私には私を愛してくれる、助けてくれる家族がいるのですから。




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