私の『生きる』意味
シリアス連投中です。
語彙力が足りなくて本当に申し訳ありません!
読んで下さる皆様に伝わるといいのですが……
「闇に堕ちた神様……」
前世の過去で何度も出会ったけれど、その時の私はただ自分の大好きな人達が傷付けられた事に動揺していただけで、出会ったのが何なのか、何故自分達が襲われるのかなんて考えた事はありませんでした。
今回の転生で前世の記憶を取り戻したから、幾つかの疑問を持ったけれど、アレの元が神様だったなんて想像すらした事も無かったのです。
私は神様と闘うの?
「……リフレシア、まだ続きがあるんだ。どうする?」
正直言って今聞いた内容を受け止められた訳じゃないけれど、先延ばししたら受け止められるとも思えません。
本当は聞きたくない気持ちの方が大きいけれど、聞かなければ独りで悶々と悩むのもわかっています。
行くも戻るも地獄なら、行くしかありません。
「続きを……お願いします」
依り代となった神もまた浄化に優れていたという共通点故か、闇と切れない鎖で繋がれてしまった。
神でありながら闇の依り代となった為か、闇の仕業かは不明だが、神は人の世で人の器を得てしまう。
そして聖なる魂を持つ者と闇を宿す神は、魂に負った傷が癒されると転生し続けた。
しかし、依り代となった神は闇に操られながらも意識があった為、必死に抵抗した。
闇が憎悪し執着する魂を完全に消してしまわぬように。
依り代となった神は転生すると、自らを獣に封じたりするなど闇の力を削ごうとした。
闇の執着と神の抵抗が複雑に絡まり合う。
闇も元は神、神と神の力がぶつかり合い、絡まり合い、それは創造神すら解けぬ鎖となってしまう。
そこで創造神は一計を案じた。
全てを一度無かった事に、闇と神と聖なる魂を持つ者に最初からやり直させる事にしたのだ。
だが理に縛られた世界では叶わない。
ならばと新しい世界を創り、其処に彼等を転生させ、理から解き放った。
それがこの世界。
聖なる魂を持つ者を今世こそ幼いまま消滅せぬようにと色々な加護を持たせ転生させた。
依り代の神が抵抗する事で闇との鎖が生まれぬよう記憶を封じられ、人の子として転生させた。
ただ、闇への関与は創造神ですら出来なかった。
復活する度、知識を力を増す闇に幼子の力では敵わないのは必至の事。
だから、聖なる魂を持つ者と依り代の神が本来の力を発揮出来る時まで、神と天使を遣わし護る事にした。
闇に堕ちた神様。
依り代の神様。
守護の神様と天使様。
そして、聖なる魂を持つ者。
私の中で聞けずに燻り続けたほぼ全ての疑問が今解けました。
目の前に答えを持つ人達がいるのに聞けなくて、ずっと苦しかった。
だけどその人達に疑問をぶつけて困らせたり悲しませたりするよりはと何度も飲み込んできました。
正直言って、疑問が解けた今の方が事の重大さがわかって不安は増したけれど、ある意味すっきりしました。
今までみたいに自分が何故此処に居て、何をしなければいけないのかわからない……迷子みたいな気持ちが無くなったから。
目標……というか、はっきりとした一本の道が見えて、そこにひたすらに向かえばいいと理解出来たのです。
それは右も左も判らずに誰かに導かれてきた私にとっては前世も含め初めての事で、白黒でぼやけていた周りの景色に色が付きはっきりと形が分かった瞬間でした。
白黒でぼやけていても愛しかったけれど……
鮮明に映る色鮮やかな世界は人は何て美しいんだろう
例え、人の心に負の感情があっても、それをも含め美しいと私は感じます。
そう思える私を育んでくれた全てに感謝します。
生きとし生けるものの生命の輝きは皆等しく尊くて、儚くて……愛しい。
この輝きの中で私は生きてゆきたいと強く、強く思います。
今まで『消えたくない』という気持ちはありました。
でも『生きたい』というには足りなかった。
何処かで『生きる』事を諦めていたのです。
でも。
弱くて強くて、愚かで賢明で、醜くくて美しい、そんな人間が自分と葛藤しながら生きる世界の一人として在りたい。
だから。
醜くて美しいこの世界を壊さない為に、私は怖くても頑張れる。
だって、それが私の『生きる』意味だから。




