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36:ベルニール警備隊

お久しぶりです。

仕事と就寝を繰り返し、なかなかキツイ期間でした。

またぼちぼち上げていきます。

また、別の作品も上げてますので、そちらも暇潰しにどうぞ

 エリカ司令率いる軍隊のようなゴブリン警備隊は、地名から名前を取って、ベルニール警備隊と名付けられた。ベルニール警備隊は、エリカを司令に置き、一番隊から十番隊の10個の小・中隊からなる大隊である。各部隊の隊長又は副隊長は、鬼人族へ進化したものを条件とし、優先して就任させた。


 鬼人族によって霊の属性が混入した事により、各々念話が可能になってから、部隊の編成が大々的に行われた。今まで伝令が防災センターまで走らなければならなかったのが、エリカ司令を親機として各部隊との通信が可能になった。脳内トランシーバーのようなものものだろうか、谷山はそのような認識だ。


 今回の発報を受け、直ぐ近くを巡回していた三番隊隊長のヴァサゴは、エリカ司令の緊急通信を受信し、現場へ急行した。ヴァサゴの能力は全てを見通す瞳である。敵のステータスはもちろん、癖や性格をも瞬時に判断し、戦闘での読み合いを有利に運ぶ。その能力を突き詰めた結果、短期的な未来視まで可能とした。


 「現在、複数人の人間を確認。こちらには気付いていない。送れ」


 「モニターでも確認した。応援が向かっているが、奇襲が可能ならば任せる。送れ」


 「了解。能力はオーガと同等かそれ以下だ。1人でやれる。送れ」


 「1人は生け捕れ。油断はするな。終わり」


 ヴァサゴは念話を終えると、魔剣の愛刀を振りぬき敵へと歩み寄る。刀身は刀の形だが、幻影の魔術が込められた魔剣である為、刀身が人の目によって武器の形が違って見える。敵に間合いを間違いさせ、初見殺しが可能な卑劣な武器である。ただでさえ刃を透き通ってしまう鬼人である。剣士にとっては天敵であろう。剣士としての読み合いではけして負けないヴァサゴにとっては相性の良すぎる武器である。


 対峙した班長の目には、ヴァサゴの持つ得物は長物に見えていた。懐に入れば有利。咄嗟に思いついた考えは、唯一勝機を見出せる戦術だった。手にしたショートソードを突き出した。公国騎士の流派の一つ、虎獣の構えを取る。一点の突きのみに特化した構えで、敵の迎撃されても横へ交し、剣を振り上げる鳳凰の翼々へ繋げる事が出来る。盗賊時は流派から身元が暴かれてしまうため、使われなかった奥義だが、魔物相手ならばと解禁した。


 未知の強敵を目にし、振るえる足を一度地面に踏み落とし活を入れる。間合いまでまだ遠いが、敵の動きで変化できるこの構えならば間合いなど関係が無い。寧ろ詰めれば詰めるほどこちらが有利。そう頭に浮かんだ頃には体は勝手に動いていた。敵は尚も動かず、後一歩で突きが届く範囲で、敵の得物がゆらりと動く。


 「遅い! でやぁあああああああ」


 突き立てられた刃は、鬼人の体を突き刺した。が、手答えがなく、覇気も虚しく、無情にもすり抜けた。遅れて振りぬかれた幻影の魔剣は彼の腕を切り落とした。


 


 

ベルニール警備隊の裏設定という名のソロモン72柱

一番隊隊長バアル 透明化、肉体変化

  副隊長グシオン 精神魔法


二番隊隊長アガレス 土属性特化

  副隊長シトリー チャーム特性


三番隊隊長ヴァサゴ 未来視 魔眼

  副隊長ベレト 騎乗により能力大幅上昇


四番隊隊長ガミジン 死霊魔法特化

  副隊長レラジェ 弓兵 毒特性


五番隊隊長マルバス 回復魔法特化 ウイルス作成

  副隊長エリゴール 槍兵 騎乗化 見切り


六番隊隊長ヴァレファール 盗賊型 罠 暗殺 盗み

  副隊長ゼパル 火属性 戦斧兵


七番隊隊長アモン 火属性特化 先読み 

  副隊長ボティス 空間魔法


八番隊隊長バルバトス 狂人化 高耐性

  副隊長バティン 火属性同化


九番隊隊長バイモン 水・土・風属性 

  副隊長サレオス テイム特化 魔獣師


十番隊隊長ブエル 回復特化

  副隊長プルソン 陽気で音楽大好き


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