8 意見
国王陛下にはお褒めの言葉と税金の話しがあった。利益の2割を税金として収める事になった。マイク王子には貧民救済の事で誉められた。
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海辺の砂漠の開発は順調に進んだ。宝石業界や酒造メーカーは影響があったが概ね好評だ。マリエールの懐は膨らんだ。
国王の意見は、
「不毛の土地を見事に豊かな土地にしてくれた。海産物も好評だ。そろそろ税金をかけてもいいか。魔法だと聞いたがマリエールに任せておけば問題ないな。」
マリエールは応答した。
「税金は相談させて下さい。元手がかかっています。あまりに大きな税金は無理です。相談の上決めて下さい。この土地は私の魔法で維持しています。私以外の者では維持出来ません。」
今迄税金は払った事がない。儲けを取られるのは納得し難い。
マイク王子の意見は、
「貧民の若い女性を150人採用したそうだね。若い女性は拐われ易いからね。きみの配慮は判るよ。明確な実績だ。ただ150人というのは少な過ぎると思うよ。桁一つ上げても良かったと思うよ。」
マイク王子らしい意見だ。マリエールは、
「貧民の女性でも説得して納得を得るのは中々難しい物です。努力をしましたがこれが限界です。誘拐と思われます。今後引き続き採用します。これが私の限界です。」
マイク王子も納得したらしい。
「マリエールの行動力は素晴らしい。村や街を作って直接貧民を救った。僕にはできない事だ。ありがとう感謝するよ。」
沖合の島は全て無人島だ。大きな島でも行く方法がない。マリエールは貧民救済策第二弾を国王に提案した。沖合100kmの最長50kmの島だ。島の周り城壁で囲い、農林水産業、鉱工業、灌漑開拓事業、上下水道事業を行なう。今回はあまり海水の淡水化は必要なかった。島に水源があったからだ。若い女性の採用はあまり混乱がなかった。
税金の徴収は思っほど多くなかった。利益の2割を徴収するという物だ。しかもこちらの申請次第だ。それでも国家が潤う。貴族の中に、
「第七王女のマリエールは稀に見る天才だ。彼女を女王にすればこの国は安泰だ。」
という声上がる。馬鹿馬鹿しい話しだ問題にならない。でも気にする人はいるらしい。マイク王子は、
「第ニ王子が気にしてたよ。マリエール王女は本当に国王になるのかと。」
いい加減にして欲しい。王位継承に関わらない第三王妃の第七王女を担ぎあげる貴族がいるだろうか。
「私の母親の子ども達は国王になりません。まして第七王女の私が国王になる事はありません。少し魔法が得意なだけです。決して国王になりません。誓約しても構いません。」
どうしてそんな話しになるのだろう。
2つの開発した地から色々な物が国中に広まった。国外にも広まった。国の経済に大きな影響を持った。マリエールが5歳になった。第一王妃に呼ばれた。
「あなたマイク王子に国王になる気はないから、誓約書を書いてもいいと言ったわね。第ニ王子を国王に推すという誓約書を書いてもらってもいいかしら。」
断る事はできない。抜き差しならない状況になったようだ。自筆で書いた血判を押した。第ニ王子を推す事を誓った誓約書が出来上がった。
5歳になって第一王妃に第ニ王子を国王に推す誓約書を書くように言われた。断るわけにはいかない。自筆の血判入りの誓約書を書いた。




