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        6 冒険者ギルド

 マリエールは冒険者登録もした。受付嬢の反対を押し切って無理に登録した。一定期間依頼を達成しなければ登録取り消しをする事項もなしだ。

           6  冒険者ギルド


 冒険者ギルドの受付嬢は、

「冒険者ギルドには特に年齢制限はありませんが、3歳のしかも王女殿下を冒険者登録する事は出来ません。」

受付嬢は型通り拒否をした。マリエールも型通り、

「一受付嬢の分際で王女の申請を拒否するか。国王陛下に申し上げてお前の首を刎ねるがいいか。」

マリエールは無事に冒険者登録を済ませた。普通は一定期間依頼を達成しなければ登録取り消しになるがこの要件を外し、通常Gランク冒険者からのスタートをDランク冒険者からスタートする事になった。

 何時ものようにマイク王子とベディ王女とでトランプをしている時マリエールは、

「私今度、南の海沿いの砂漠地帯を国王陛下から賜わり、灌漑、開拓して村や街を作り貧民達を住ませる事にしました。」

と宣言した。王都から1000kmほど行った所の海沿いに雨の全く降らない不毛の地がある。北側に山脈があるのでそのせいかも知れない。この世界にはクラーケンがいて海岸から100mは人が立ち入れない土地なのでこの砂漠地帯は尚更人々の興味を惹かなかった。砂漠地帯では魔獣もいない。マイク王子は、

「いったいどうやって砂漠を耕すんだい。」

マリエールは計画を話した。

「海ごと囲いを作って、海水を淡水化して囲いの中の砂漠を潤す事、砂漠の中に池を作って灌漑、開拓事業を進める事、村や街を作って農林水産業を興し各種産業を興し貧民を呼び込む事、教育や医療を充実させて住み良い場所にする事、この場所をモデル事業にして貧民の救済策を検討していく事を考えていきたいと思います。」

マイク王子は手ばなしで賛同した。ベディ王女は首を捻って質問した。

「そんな事何故できると思うの。」

当然の疑問だ。人のできる事ではない。マリエールは、

「私には創造魔法擬きの魔法が使えるからです。」

マリエールは創造魔法擬きの魔法について説明した。マイク王子は納得したようだ。ベディ王女は納得していないようだが黙っていた。

 翌日マリエールは貧民救済のため海沿いの砂漠地帯の開発許可を国王に申請した。国王は宰相や経済大臣を混じえて計画を聞いた。マリエールは予め用意した計画書に沿って説明した。海水の淡水化と言う所が理解されなかった。マリエールは海水を出して淡水化して見せた。

 海沿いの砂漠地帯の開発が始まった。1000平方kmの土地と海に城壁で囲んだ。海水の淡水化が進み池もできた。灌漑や開拓が進み村や街ができて産業が発展した。農林水産業、鉱工業。鉱業には創造魔法擬きが使われた結晶化、純粋資源の抽出、複製。その他材料にも複製が使われた。木材、石材、建築材料、紙、布------------------。産業、事業が始まった。上下水道事業が終わって貧民の受け入れが始まった。8歳以上18歳未満の女性が対象だ。アンドロイドが全て若い女性型という理由もある。その年齢の女性が誘拐の対象になる事も理由だ。気立てが良くて容姿が人並み以上なのが条件だ。

 海辺の砂漠の開発を行なう事にした。海水を淡水化して利用する。貧民を採用して村や街を作る。若い女性だけ採用する。

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