5 商業者ギルド
マリエールは強引に商業者ギルドに加入した。宝石類の買い取りをしてもらうためだ。宝石を得る方法は色々ある。
5 商業者ギルド
マリエールは2人について商業者ギルドに向かった。2人が宝石類の買い取りしてもらっている間、マリエールは他のギルド職員と話しをしていた。
「今回は私がハロルド商店の店長さんに私の持っていたジュエリーや母の持っていたジュエリーの処分の話しをした事がきっかけでした。王宮では良くありますの。今迄はお付きの者に下げ渡す事が多かったのですが今回店長さんからこちらに持ち込めば買い取って頂けけるとお聞きしました。これからもある事だと思います。私も商業者ギルドに加入したいと思います。」
商業者ギルドの職員は少し困った顔をした。
「商業者ギルドの加入には年齢制限はありませんので加入する事自体の問題はありませんが王女殿下が加入頂くような組織ではありませんよ。」
マリエールはキッと職員を睨んだ。
「それが王族に対する商業者ギルドそしてあなたの態度ですの。国王陛下に申し上げて糾弾していただきますわ。」
この可愛い存在のためなら国王はその職員の首くらい簡単に刎ねるだろう。結局マリエールは一緒に来たアンドロイド4体と共に商業者ギルドに永年加入した。マリエールは時々宝石類を少しづつ複製してアンドロイド達にここへ買い取りに行かせるつもりだ。宝石店でもいいがその店で複製した物は持ち込まないようにしよう。王都にはまだまだ宝石店がある。買い取りがてら複製を続けよう。
冒険者ギルドにも顔を出した。アンドロイド達を加入させるためだ。王女たる者国民の安寧に貢献しなければならないだろう。アンドロイド達が攻撃力があるのは十分承知しているしアンドロイドにしてもマリエールにしても魔法はほぼ万能な事は承知している。使えないのは創造魔法くらいの物だろう。創造魔法が使えれば無から金銀財宝が作れるし宇宙にも行ける。できない事がなくなるのだ。そのような現実離れした魔法がなくて良かったと思う。ただ創造魔法擬きならある。例えば創造魔法擬きの中で結晶化という物がある。何でも結晶化するのだ。例えば煤からダイアモンドができる。魔法なので望んだ物にできる。庭の土がエメラルドやルビーになる。混沌とした中から純粋な物を取り出す魔法もあるので庭の土から貴金属を取り出す事もできる。アイテムボックスの機能充実も可能だ。アイテムボックスは時間を止める物だが逆に早める事も創造魔法擬きならできる。ウィスキーやワインを高級品にする事も可能だ。生きたままアイテムボックスに入れる事もでき時間操作で短期間で作物を栽培したり、短期間で酒造する事もできる。マリエールにやる気がないだけだ。
とにかくアンドロイド達の冒険者登録を完了した。全員15歳でマリエール王女の護衛だ。名前は適当に付けた。ギルドカードに名前が書いてあるから問題ないだろう。マリエールは受付嬢に、
「私も冒険者登録したいのだけどお願いできるかしら。」
受付嬢は身長1mにも満たない少女が冒険者登録を申し込んだ事に驚いた。申し込み用紙にマリエール王女、3歳とあった。
マリエールは純粋な創造魔法はまだできない。純粋な創造魔法ができれば無から物を作れるし宇宙にも行ける。




