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最強の剣の継承者〜その剣、俺が超えてやる  作者: 元始名
第一章 最強へと踏み出した第一歩
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空を飛ぶ

SIDE--リオン


「中々聞きなれないものだな。君は凄い奴じゃないか と思ってはいたもののまさかドラゴンの しかも古竜(エンシェントドラゴン)の知り合いがいるとは。本当、君には驚かされるばかりだ。」


食事を取り、オレは此処に居るジュリオさんやマリアさんとクリスにべオルフとの話をして、ジュリオさんから何だか楽しそうな感じがした。


「そうね、本当に凄いわ、リオン。」

マリアさんはジュリオさんと息を合わしたようだった。


「......」

クリスは二人の話をただ聞いてるだけで何も言わなかった。


「えーと、知り合ったは偶々の偶然で、別にオレが凄いとかじゃ...」


褒められる事に慣れないオレは気恥ずかしく感じた。


「それは偶然とは言わないさ、なにせ今回の事でレオナルド陛下がもう一度君に会いたがっている。だからこうして俺に伝言を扱って来たのだ、王城に来い とな。」

ジュリオさんの口から又とんでもない事が出た。


オレはジュリオさんの言葉に誘われ不意に、昼前に会ったレオナルド陛下の姿を想起した。


「あの、なんでオレがですか?」

世間知らずと言われるだろうが、本当に何故なのか知らないオレはジュリオさんに聞いた。


「君は本当に知らないのか?」

何故かジュリオさんに信じて貰えなかったようだ。


「はい、なんでオレを会いたがっているのですか全く見当も付きません。」


「はぁ、どうやら君は本当に世間から遠ざけて生きていたようだな。...いいか、君はあの古竜(エンシェントドラゴン)の攻撃を止め、仕舞いにはそれを撃退したんだ、しかもたっだ一人でだ、それがどれ程のものかよく理解するんだな。」

ジュリオさんは何故分からないと言わんばかりに溜息を吐きながら、説明した。


「でも、それはオレがべオルフの知り合いでそいつとただ取引をしただけで、単純に自分自身の都合の為ですよ。別に誰かのためでもないのにどうしてですか?」


「リオン、そんな事は関係ないのよ。貴方が王都を守った、だから陛下はもう一度貴方に会いたい。ただそれだけのことよ。」

オレの問にジュリオさんに代わってマリアさんが答えた。


「...そうなんですか?...それでしたらジュリオさん陛下に はい、分かりました と伝えでください。」


「あぁ、伝えで置くが、陛下はいつでも良いといったのだから、君が良いで時間に行くと良い。通達はしてるようだから、王城に行けば陛下の所に案内するだろう。」

ジュリオさんはオレが聞く前に詳細を教えてくれた。


「はい、分かりました。」


「あぁじゃ、用事はそれだけだ。俺は書斎に戻るから、君もまだ疲れがあるなら早めに休むと良い。」

ジュリオさんは口を拭き、席から立ち上がった。


「そうよ、さっき私の目でも分かるくらいに疲れでいるのだから早めにね。」

ジュリオさんが食堂から出て行った後にマリアさんも口を拭いて席を立ち、オレにそう言って お休みなさい と言いながらジュリオさんの後を追うように食堂から出て行った。


「......」


食堂にオレとクリスの二人きりに成り、急に静かになった感じがして、クリスは口を拭いて席に座ったままだ。


「...クリス、ちょっと良いか?」

オレは切り出す。


「な、何かしら?」


「さっきからあんまり喋ってないけど、大丈夫なのか?」


「大丈夫よ、明日の稽古にもちゃんと出れるわ。」

普通に返してきたが、純粋に関心を示すオレの言葉をクリスは誤解したようだった。


「いや、そうじゃなくでだが。まぁ、大丈夫なら何よりだ。」


「そう、じゃわたしももう部屋に戻るから、お休みなさい。」

クリスは急に席から立ち上がり、食堂を出た、オレだけをその場に残して。


「あぁ、お休み、クリス。」

誰も居ない食堂にオレの言葉だけが響き、オレも自分の部屋に戻った。



翌朝


オレはいつものように朝の鍛練を済まし、ジュリオさん達と朝食を取った。


そしていつもの稽古の時間になった。


「あぁ、クリス。昨日言い忘れだが、今日の稽古は君の兄レクスと一緒にする事になったんだ。」

オレは前に言われだ通りに動き易い私服を着ているクリスにそう言った。


「えっ、お兄様も!?でもお兄様はまだ王都にいる筈よ。」


「うん、だからこれから王都の君の兄がいる所に行くのさ。」


「えっ、今かr」


オレはクリスの言葉を聞かずに速やかに彼女を抱き上げ、走り出した。


「ちゅ、リオン何をするの!?」

オレにお姫様抱っこにされてるクリスは暴れだした。


「さっき言ったじゃないか、これから君の兄の所へ行く で。」

オレは暴れるクリスの力を物ともせずに地を蹴った。


「王都に行くて、馬車は?」

行き先が分かったのか、クリスは暴れるの止めた。


「馬車?そんなに乗ったら日が暮れる。別にそう遠くは無い距離だ、足で十分だ。」

オレはそう言って更に加速した。


秘技(ひぎ) 雷走(らいそう)


オレはそれなりの速度を出し、地面から空へ飛び移り、空を蹴って王都に向った。


「空を、飛んでいる。」

クリスは空から見下ろす景色に見惚れた。


「舌を噛んでしまうから、喋らない方が良い、直ぐ王都に着くから。」


「うん、分かったわ。」

返事をするクリスだが、オレの方に見ずに景色の方に集中した。



約三分後


オレは空を蹴り、そのまま空中で一回転して軽く着地した。


「よし、着いたぞ、クリス。」

オレは王都の城門から少し離れた所に着地して、抱えているクリスに話掛けた。


「え、えっ、うん、分かった。」

さっき景色を見てるクリスの目はいつの間にかじーとオレを見ていて、オレの声に半拍子遅れに反応し、何故か少しぼうっとしたようだ。


「クリス、大丈夫か?」

オレはクリスを下ろし、しかしまだぼうーとしてるクリスに聞く。


「うっうん、大丈夫よ。...昨日もそうだったけど、リオン、貴方魔法も使えないのにどうやって空を飛ぶ事が出来るの?」

クリスはオレの言葉に反応し、気が付いたようだ。


まぁ、聞きたくなるよな。


「まぁ、これもオレ自身が編み出した技の一つだ。...それより早く行こう、でないと稽古の時間が無くなる。」

オレは焦った。別にクリスにオレの我流の技を教えたくない訳じゃないが、こっちに気を取られて 緒方一刀流 に打ち込めないよになったら元も子もないからだ。


オレは話を逸らし、城門のある方に向った。


「うん、そうね。」


どうにか上手く誤魔化せた様だったので、オレとクリスは王都の城門に向った。

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