家族との付き合い方
SIDE--リオン
あの ‘騒しい’二日が過ぎ、朝になった。
オレはいつものように五時で起きて鍛練に励む。
昨日の昼前にオレはジュリオさんに勝ち、めでたくこの屋敷の一家族になった。
マリアさんは何故かはしゃいで、昨日の夜に小さい宴会が開かれた。オレの歓迎会だとかなんとか言ってね。
それなりに遅くまでやって、少し寝不足で疲れが取れて居ない感じがする。
まぁ、鍛練を欠かす方がもっと悪い感じがするから、軽く気合いを入れ朝の鍛練をした。
朝の鍛練が終わって、オレはインナーを脱ぎ、準備した水の入ったバケツを持ち上げ水を被り、汗を流した。
オレはベンチ置いたタオルを取ろうしたが、何故かある筈のタオルがない。
オレは周りを見渡し、タオルを探す。
「あの、リオン様、タオルをお探しなのでしたら、これをどうぞ。」
屋敷に仕えている侍女が一人タオルを持って来た。
「あぁ、ありがとうございます。…助かりました。」
オレは笑顔でタオルを取り、頭から顔をそして体の順で拭き、終わったらまた侍女にタオルを返し礼を言う。
「いいえ♪それにしても良く締まっている体がお持ちですね♪」
侍女はなんだか顔を赤く染めていて、オレの体のあちこちを見る。
「えっと、まぁ、十五年も己を鍛え続けて来ましたから。」
オレは少し恥ずかしく感じ、侍女に言った。
「あら、道理で♪傷跡もその所為で出来だのですか?…あら、こんな傷跡もあるのですね♪」
侍女は中々健啖で、オレの体の所々に残ってた傷跡に視線を向く。そしてある傷跡に気付いた。
「いいえ、これらの傷跡は自分の不甲斐ないからです。こっちのこれはずっと前からあったのですが、何故これがあるのか自分にもわかりません。ただ傷跡じゃなくて、何かの痣のような物です。」
オレはあの痣に触りながら侍女に説明をする。
「そうなのですか?お強いのですね。あっそろそろ朝食のお時間です、私は行かないといけません。リオン様、失礼します♪」
侍女はオレに別れを言い、離れていくのだった。
オレは木陰でズボンを取り替えて、庭から離れ屋敷に朝食しに向かった。
昨日同様少し多めに取って、朝食を済ませた。
オレは庭で待ち、オレが来た少し後にお嬢様が来た。
「お待ちしていました、お嬢様」
オレは挨拶をする、しかしそれを聞いてお嬢様は眉を皺めた。…なんで?
「何それ、皮肉が何かなの?」
お嬢様は不機嫌そうに言う。
「あの何の事ですか、お嬢様?」
不可解の質問にオレは聞き返す。
「…だから、その お嬢様 で言うのは皮肉のつもりなのかしら?」
お嬢様ははっきりと言った。
「いいえ、自分はお嬢様のお名前を知らないので、失礼ないように呼んでいるだけですが、別に皮肉のつもりとかじゃありません。」
「そう、じゃ、クリス。」
「えっ、それが貴女のお名前ですか?てっきり愛称かと。」
「愛称で合っているわよ、わたしの名はクリスティナ、長いからクリスで良いわよ。
それからその話し方も何とかしなさい。わたしはこれから貴方の教え子になるのよ、あんなに畏まられてもわたしが困るから。あー、それと」
えっ、まだあるの。
「あるわよ。」
「心を読まれた⁉︎」
お嬢じゃなかった、クリスはまるでオレの心を読んだように言葉を放つ
「お父様とお母様から伝言を頼まれたの。もう家族だからそんな畏まった言葉使いを何とかしなさい で。」
「......そう、ですか。...二人に判りまし...いや 判ったで伝えてくれ。」
オレは戸惑い、了承した。
「いやよ、貴方が後で伝いに行きなさい。」
と 断られてしまった
「...判った。じゃ、稽古を始めるか?」
オレはクリスに聞いた




