表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
171/241

その頃、王都にて(5)

・・・いや、そうゆうわけでもなさそうだ。

確かにアン殿下は俺の家庭について色々聞いてくるけど、その質問が徐々に、妹であるコンに関する事ばかりになっている。

それに気づき始めたのは、アン殿下と話を始めてから、1時間くらい経った後。

気付くのが若干遅いのかもしれないけど、アン殿下の表情も、徐々に変わっている様な気が・・・


「・・・というわけで、まだ私がこの王都に来る前は、妹が毎日私の特訓に付き合ってくれました。

 妹は泣き言一つ言わず、どんな状況でも勇猛果敢です。その勢いに、時々男の私が怖気付く事も多々あ

 りまして・・・」


「・・・まぁ、女の隠された実力というのは、モンスターをも凌駕するからな。

 むしろ女性の強さがあってこそ、この世界の歴史が築かれたと言っても過言ではない。」


「そうですね、今の私が此処に居るのも、妹あってこそです。妹には、本当に感謝しています。 

 王都へ旅立つ前日には、妹はこのテーブルよりも大きなイノブタ、通称ホグジラを一撃で仕留めまし

 た。」


俺のこの発言に、疑問符を浮かべる家臣やメイド達。確かに、王都で生まれ育った人間は、『イノブタ』なんて単語が通じなくても仕方ない。

でも、アン殿下は知っていた様子。俺の発言に、すんなり驚いてくれた。

アン殿下は時々山へ狩りに行くのが趣味らしい、その成果は応接の間にも飾られていた。

俺はつい声を上げて驚いてしまった、てっきりこの部屋に飾られていた毛皮や角は、商人や貴族から贈呈された物だと思い込んでいたから。


そう、『本題』は

もうすぐそこまで来ている

ギンはそれを知らずに、淡々と身の上話を語るのであった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ