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外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
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3 偵察

8日後、ミュータントポッドが地下空間ギリギリで停止した。


「主様、オラ腹減っただよ」

「キングまずは飯をなんとかしようぜ」


潜入させるポッドに食料を備蓄してないって俺達に死ねって意図しか感じ取れないな。


「とりあえず、地下空間の様子を見てみよう、イクイゴは今の位置がどのアタリか分かるか?」


「まぁ、とりあえず潜入と思ってスイッチ押しちまったしな、正直分からんわスマンかった。一応、ミュータントポッドに標準装備されている偵察用昆虫型ロボットを地下空間に向けて放ったから、ちょっと画面で内部の様子を見てみようぜ」


3人で頭を寄せ合い画面に注目する。


画面は真っ暗闇だった。


「え?何も映って無いんだけど…」


「まぁ、ちょっと待て、今は掘り進んでる所だ小型故に空間に出るまではしばらくかかるかもしれない」


「小型ってどのぐらいの大きさなんだ?」


「だいたい1cmほどの隠密製の高い機体だ」


「地表までの距離は?」


「約8mってところだな、それ以上の接近はポッドが土を削る音が察知されてしまう可能性がある」


もの凄い空腹感の中、俺たちは4時間ほど画面を見つめていた。

他に何もすることの無い地中空間で8日間も過ごした後なので4時間もあっという間に感じる。


そして、画面に映し出された光景は驚愕すべき光景だった。


高さ幅共に10mほどの通路が縦横無尽に通り、その通路を真っ黒なポイズンアントが列を作って規則正しく荷物を運んでいる。また、通路上部には鮮やかなオレンジに黒のストライプが映えるデスビーが縦横無尽に飛んでいる。通路の各所にはハイビートルが立ち、ポイズンアントやデスビー達に様々な支持を飛ばしているようだ。

数千いや数万、数十万規模の要塞なんじゃないだろうか?



唖然として画面を見つめる3人。


「これ俺たち3人でどうにか出来るレベルじゃねーと思うんだが…」


イクイゴのつぶやきが3人の間の沈黙に拡がる。


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