56 毒キノコ
名称 「 」
魔物名 テラポイズンドリルダケ♂♀
スキルポイント 6221
魔物レベル 56999
知能レベル 38761
能力
胞子繁殖
掘削
強制定着
魔力吸収
魔力吸収強化
猛毒
部位硬質化
成長率倍加
<名付け>
<スキル取得>
<譲渡>
<解放>
<名付け>←
「ピコッ」
名称 「←」
名称 「コマシン←」
「名付けありがとうなのじゃ」
「いいよいいよー!何か不便は無いかい?」
「特には無いんじゃが、ちと繁殖していいもんか迷っとる」
「というと?」
「うむ、既に地上は我が親族とも言うべきポイズンマッシュらの楽園となっておるでの、そこから進化させてもらったワシが胞子を爆散させて領域を荒らしていくのもマナーとしてどうかと思ってのぉ」
ちょ…コイツキノコのクセに気遣いしやがって…
「かまわん!世は弱肉強食よ!存分に産めよ増やせよ!」
「では、どんどん放出してしまうが良いのか?」
「おう!いっとけいっとけ!」
100mの身長がある俺が見上げながら話すとかデカ過ぎ。
傘の日陰部分は常時薄暗くなっている。
「我慢してきた分、チョット多めに出てしまうかもしれアフゥ…」
ボフゥゥゥ
視界が胞子の粉末で遮られる全身に胞子が降り注ぐ、なんか穢されるような嫌な気分だ。
硬質化してるはずの皮膚がチリチリする。
俺は一応、炎化して降り注ぐ胞子をやり過ごす。
「主様・・・」
「ん?どうしたバルちゃん?」
声をかけられ隣のバルちゃんに振り向くと、そこには全身硬質化したハズのバルちゃんが全身から色とりどりのキノコを発芽させて佇んでいた。
「バルちゃんっ!」
良く見れば胞子の先端がドリルのようにバルちゃんの硬い表皮にねじ込まれていってる。
「霧化で凌げないか?」
「考えましたが、この胞子の濃度では逆に霧化したそれぞれの個体が各個撃破されてしまうかと思います」
確かに…バルちゃん賢いのぉ
「分かったチョット待ってて」
俺は急ぎバルちゃんに黒炎化のスキルを与える。
「バルちゃん!これ使ってくれ」
「御意」
おお、キノコ真っ黒な炎でバルちゃんの体表面で焦げていく。
コマシンの繁殖能力はバイオハザード級だな。
数日で領域全てがコマシンの眷属で埋め尽くされた。
ポイズンマッシュや紫魔苔は既に全滅。
「主殿。領域を超えての繁殖にも許可が欲しいのじゃが…」
「うむ、しばし待たれよ」
コマシンヤル気充分です。
繁殖力旺盛だわ。
俺とバルちゃんはそれぞれ10m分の肉体を分裂し1cm程の個体にした。
それらを領域周辺の検索及び索敵に旅立たせている。
西側は広大な海、北は大山岳地帯、南は砂漠、東は大森林だ。
「 バルちゃんどう思う?」
「はい、西の海は、魔王の領土となっておるようで多数の魔物が跋扈しておりますし、東の大森林にはエルフの里フィーリニアが、さらにその先にはローリッヒ軍事帝国があり侵攻にはかなりの負担があるかと思います。フィーリニア及びローリッヒの連合軍に打ち勝つにはまだまだ魔物の数も質も不足しているかと思います。北の大山岳地帯にはドワーフ王が支配するドルメキア公国があります。ドルメキアに関しては山の向こう側は広大な海です、西の魔王と共同戦線をとることが出来れば挟撃も可能かと思います。ただ、主様がDMとして世界侵略率を更に上げるのであれば南の砂漠地帯が小さな集落がいくつかあるのと、砂漠内を移動しながら生活する大きな部族がいる程度で手薄かと思います。また、砂漠地帯の向こう側は大草原と巨大な湖が広がり、野生の魔物が多数いるに過ぎず、後方からいずれかの勢力に攻めこまれた場合は、砂漠を越えて向こう側へ撤退することも可能かと思います」
バルちゃんスゲェ、DMには知能レベル無いから判断出来ないけど、明らかに俺より能力あるよ。
そう思ってバルちゃんのステータス確認した。
名称 「バルちゃん」
魔物名 キングバルスタン♂♀(詳細)
スキルポイント 35243
魔物レベル 1245870
知能レベル 778453
能力
会話・液化・念話・飛行・転移・吸収・吸収学習・分裂・霧化・黒炎化・火炎魔法・氷結魔法・電撃魔法・魔力結界・大地の理・錬金・種生成・身代り分身・魔獣召喚・DM融合合体・部位硬質化・進化特性・寄生・遠隔操作・光線反射・魔導砲・情報精査・知の収集・マッピング
スキルポイントが減ってちょっとスキル増えてる。
なんか勝手に成長してるよ・・・
DMからの自立?
前線特攻隊長候補と思ってたらいつの間にか参謀になってたな。
名称 花咲く王
DMレベル 23
D知能LV レベル56
世界侵略率 1/100
スキルポイント 3536478
ダンジョン作成
魔物召喚
ダンジョン内転移
能力
会話・液化・念話・飛行・転移・吸収・吸収学習・分裂個体眷属化・分裂個体眷属吸収・霧化・火炎魔法・氷結魔法・電撃魔法・魔力結界・大地の理・錬金・種生成・身代り分身・魔獣召喚・眷属融合合体・部位硬質化・進化特性・寄生・遠隔操作・光線反射・魔導砲・炎化・毒無効・毒素放出・猛毒無効・猛毒放出・レーザー放出・レーザー吸収・爆炎魔法・火精霊召喚・火精霊使役・火炎剣・剣聖剣術・誘惑・治癒魔法・蘇生魔法・魔力自動回復量強化・体力自動回復量強化
まぁ、俺はスキル追加はいいだろう。
考えるのはバルちゃんに任せよう。
「ってことは、南の砂漠から草原までとりあえず侵略してみるか?」
「ですね。ですがコマシン単体での侵略はお気をつけ下さいませ」
「というと?」
「あのコマシンの猛毒や胞子増殖、防御方法はなんですか?」
「炎化能力やバリア、水中や土中に潜るとかかな?」
「ええ、我々も体表面の胞子を焦がして防御してますが、火力を上げて燃やしたらどうなると思います?」
「えーっと、防御範囲が広がる?」
「確かにこの魔水の湿気に溢れた地では胞子も燃えにくく主の仰る通りでしょう。ですが砂漠の乾燥地帯。主は粉塵爆発という現象はご存知でしょうか?」
「え?ふんじん?」
「粉塵爆発です。乾燥した細かな可燃性の細かな粒子が一定以上の密度にあるところで発火しますと、粒子ひとつひとつが連鎖的に延焼しまして、分かりやすく一言で言うと大爆発します。実は私や主の防御方法もかなり危うい防御方法です。出来れば肉体酸化のスキルを取得し液化スキルと共に利用するのが効果的かと思います」
「おっけー早速、俺とバルちゃんに追加スキルで加えるわ」
忘れる前に早速処理しておく。
「どうだ?」
「いいですね」
俺とバルちゃんの酸化し液化した体表面でジュワジュワと泡立ちながらコマシンの猛毒胞子が溶けていっている。
「ではコマシンはこの地の防衛を任せるか?どうだ?コマシンそれでいいのか?」
「むぅ、そういう事情であればもちろん防衛に全力を注ぐのじゃ。じゃが、今後侵略地の拠点防御として順次侵略地へ水路の確保と湿気で我ら眷属の繁栄をお願いさせていただきたいのじゃが?」
「ああ、それはコマシン達の防御力にこちらも期待したいところだしな。いいぞ」
「感謝ですじゃ」
「じゃぁ、バルちゃん決定だ。南の砂漠地帯から草原地帯を侵略しよう!」
「かしこまりました。砂漠地帯も草原地帯もたいした部族もおりませんので、我が分身の飛行・転移・吸収・吸収学習・分裂の能力だけで充分に制圧可能かと思います。魔法や魔導砲など奥の手もありますし、吸収学習で随時敵能力を取り込みながら、敵を吸収し6m超に大きくなった個体を3mに分裂して個体数を随時増やしつつ撃破していく予定です。既に全域に1cm個体を配備しておりましてマッピング済みです。私の計算では転移をうまく使えば1時間弱で殲滅可能かと思います」
「おお!」
バルちゃん有能すぎ!俺の仕事が…
「ただし!」
「おお!」
俺の仕事あるんか?
「砂漠の守護主デスギガススコーピオと草原の守護主ブラックエレファントキメラに関しては能力が未知数です。もちろん討伐を試みるも良しですが、かなり力を持った魔獣でもあるので配下に加えるも一興かと存じます」
「ふむ。魔獣を配下にか…そういえばバルちゃん、俺もバルちゃんも魔獣召喚のスキルあるけど、これは今回は有効じゃないのかい?」
「流石ですね主様。確かに今回魔力量の多い我々2人で力を合わせ、合同魔獣召喚をすれば守護主級の魔獣も召喚可能かと思います。魔獣召喚はDPは消化しませんが、大きく魔力を消耗します。使い所が難しいですが、進行前に召喚しておき、私達の魔力回復後に侵略を開始すれば問題ないでしょう」
「良し!じゃぁそれでいこう!早速2人で協力会して魔獣召喚だ!」




