↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
55/90

55 キノコ

次の野生化した魔物達の攻撃を前にやることやっておく。


まずは火山地帯外部全域に10mの防壁を築いた。

火口にバルちゃんと合体氷結魔法のメガトンアイスマウンテンを落とし込んだ。

流石に二人ともしばらく魔力が枯渇したが、おかげで今は山頂に出来た湖より四方に潤沢な魔水の河が流れている。


防壁内部には紫魔苔をビッチリと敷き詰め、魔水の河のおかげで適度な湿気を保っている。


ポイズンマッシュは魔水の河の湿気の中どんどんと繁殖している。



地質と地形開拓のために、スパイクブルーワームを召喚し、ポイズンマッシュの毒に侵される前に、猛毒耐性のスキルをつけてやる。


スパイクブルーワームは土壌の中に含まれる魔素を餌にしているようで、直径3m長さ10mの巨体ながら餌の補充も必要なく便利だ。


穴だらけの地形はポイズンマッシュの胞子繁殖から他の生物の繁殖を助ける上でも、将来的な敵の侵攻を防衛する上でも役立つだろう。



合わせて蘇生魔法でレーザースライムを蘇生。もちろん猛毒耐性を持たせて、スパイクブルーワームの作った洞窟内に魔草を敷き詰めて繁殖させている。

洞窟の入り口付近には胞子にまみれて全身から発芽しているレーザースライムも散見している。


順調。


と思った。


スパイクブルーワームの洞窟が元火口の湖と連結したらしい。


スパイクブルーワーム及びレーザースライムが洞窟内から魔水と共に溢れ出た。


ほとんどが溺死体として…



それらの死骸にも容赦無くポイズンマッシュの胞子は降り注ぎ苗床として繁殖している。


今後の更なるダンジョン拡大の前にせめて、1種族1リーダー制が統制をとる上でも必要なようだ。


僅かに生き残ったスパイクブルーワームとレーザースライムより一番色艶が良く大きな個体に名付けを行う事にした。


更に元火口の湖付近で巨大な傘を開き胞子を飛ばしているポイズンマッシュにも名付けを行う。


名称 「 」

魔物名 スパイクブルーワーム♂

スキルポイント 4539

魔物レベル 36789

知能レベル 4800


能力

掘削

猛毒耐性

針発射

肉体拘束

麻痺牙


<名付け>

<スキル取得>

<譲渡>

<解放>



<名付け>←

「ピコッ」



名称 「←」



名称 「ドカタン←」



「おうっす!親分!名付けありがとな!」


「こっちこそ名付け遅くなってすまんな」


「ウチの馬鹿どもが大穴開けちまいやがって、この有様でさ…恥ずかしいこって…」


ねちゃねちゃと黄色い唾液の糸を引きながら巨大な大口をグパグパとして話す巨大なトゲトゲミミズを見降ろして話す。


正直、ちょっと気持ち悪いっす。


「えっとこのままだと先々のダンジョン拡大に支障があるので余ってるスキルポイントでスキルを授けます」


「ありがてぇ」


俺はドカタンに水棲属性と遊泳、水鉄砲の3スキルを与えた。


「とりあえずドカタンに与えたスキルもお前の子達には遺伝するはずだ。現行種族は新しい穴を掘り、新しい水棲属性がある子達は今までの穴を開拓。将来的には新しい穴と現行の穴を繋ぐ」


「がってんでい」


ドカタンの繁殖風景は凄まじかった。

ドカタンを中心に球上に絡まり合ったスパイクブルーワーム達から青白い30cm程の卵がヌラヌラと光って水の洞窟内に落ちていった。



名称 「 」

魔物名 レーザースライム♀

スキルポイント 7692

魔物レベル 74376

知能レベル 79827


能力

レーザー発射

猛毒耐性

高速移動

溶解

溶解強化

吸収

体力自動回復強化

魔力吸収

分裂



<名付け>

<スキル取得>

<譲渡>

<解放>



<名付け>←

「ピコッ」



名称 「←」



名称 「キラリン←」



「名付けありがとうございますわ」


黄色の艶っとした身体をプルルン揺らして上品に挨拶してきた。

流石、ヤクナーナが手塩にかけて育てただけあるスキルもスライム種としてはかなり高位なレベルに達していると思う。


「早速だけどスキルを授けよう」


水棲属性、遊泳、液化、光線反射、卵生繁殖を与えた。


「これで水中でも繁殖出来るし、分裂以外に卵生繁殖も可能になった事で水中でのレーザー威力が激減するデメリットを数の力で乗り切って欲しい。他に希望はあるか?」


「ご配慮ありがとうございますわ。出来れば交配可能な水棲スライムのエリートな殿方をお願いしたいのですが?それと餌として美容にも健康にも良いとされる魔性コンブ及び地獄ウミウシをお願いいたします」


水棲エリートと聞いてクラゲスライムから派生したキングクライムボムが頭をよぎったが一緒に嫌な予感もしたのでやめて置いた。


召喚リストをツラツラと眺めていく。


「…」


なんかキラリンがプルプル震えてるけど、俺の返事待ちだよな?


ん?コイツがどうだ?


「了解した。では、水棲エリートということで八つの触手と柔軟な肉体、様々な多様性に富んだオクトパ「嫌です。」


「え?「嫌です」


「あ、ああ」


何がお気に召さなかったんだ?

元タコ魔王としてはチョット傷つくぞ…


むぅ、ではコイツか?


「では、巨大な肉体にゴツゴツと硬い表皮、海の中の王と呼んでも差し支えないキン「嫌です嫌です嫌です嫌ですっ!!」


「え、あ、えっと…」


だんだんと何を基準に選んだらいいか分からなくなってきたぞ…


もう適当に無作為にスライム種軒並み言ってくか?


「では、見た目は普通のエメラルド色のスライム、だがしかし、水中を円錐形に変形しジェットで移動するその姿は「お願いしますっ!是非にっ!」


「分かったではエメラルドジェットスライムを召喚しよう」




名称 「 」

魔物名 エメラルドジェットスライム♂

スキルポイント 67

魔物レベル 433

知能レベル 266


能力

水棲属性

ジェット水流


<名付け>

<スキル取得>

<譲渡>

<解放>



<名付け>←

「ピコッ」



名称 「←」



名称 「エメラル←」


流石に弱いな・・・

まぁ所詮は種馬だ構わんか。


「ちーっす!」


「おう、とりあえずキラリンとしっぽり頼むわ」


「え?あのキラキラ綺麗なお嬢さんと?ガンガンいいんすか?」


「おう、どんどん励んでくれ!」


「エメラル様よろしくお願いしますわ」


「うひょー!ありがてぇ!キラちゃんヨロシクゥ☆」


ザ・種馬チャラスライムだな。


「折角だしエメラルにもスキルを与えておく」


「マジっすか?いい女にスキルまでっ?ここ最高ッスネ!」


「いいおんな?え?あ、ありがとうございますわぁ、ポッ」


そしてキラリンちょれぇわ・・・

所詮スライムってことだな。


とりあえず精力増大、体力自動回復強化、それと気合、根性スキルを与えた。


「う、うおお、スゲェこみ上げてくるゼ!」


「うむ、既に餌は大量に配置した。スパイクブルーワームも一緒だからあんまり間引きされんようになー」


「おっけー」

「ありがとうございます」


よし、これで水中洞窟内はひと段落だな。


最後にあの巨大な毒キノコか…あれ絶対にただのポイズンマッシュじゃねぇもんな…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。