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外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
42/90

42 提案

「休暇って言ってたよね?」


俺は数分後にイフリートとして転生してきたヤクナーナに詰め寄った。


「そうね」


「ただ、出れなくなっちゃっただけなんじゃ?」


「最初は、ちょっとした休暇のつもりだったのよ」


「ほうほう」


「数年休んだら出て行くつもりだったんだけど…」


「出て行ったら魔物が大繁殖していたと」


「そういう事」


「逆に、あれだけの魔物を討伐すれば相当なDP(ダンジョンポイント)になるだろうけどな」


「そう、そうなんだけど、相性がねぇ」


「いっそ、他のダンジョンマスターとしてウンディーネあたりに転生するってのも方法の一つだろう、場所も変わるだろうし何かイフリートに拘る訳でもヤクナーナさんにはあるのかい?」


「一緒に死線を超えた中じゃない、ヤクナーナでいいわよ」


「実際死んじゃったんだけどな」


「こだわってるというか、他のDM(ダンジョンマスター)を経験してないから、怖いっていうのもあるし、一番イフリートが使いやすいと思ってるし」


「でも、既にこの状態が詰みだろう、火山周辺の火属性耐性のある魔物たち相手にイフリートとサラマンダーで対抗するとか無理があるぞ」


「外に出たら、一人が防衛しつつ、もう一人が素早くダンジョンを作って水属性の魔物を召喚する方法も考えたけど、あの魔物の量では焼け石に水だろうな、討伐すればDP(ダンジョンポイント)は溜まるけど、自身の回復に使ってすぐに枯渇するからな」


「ダンジョン掘って、すぐに入口塞いで閉ざされた空間で水属性や氷属性の魔物育てればいいんじゃね?」


「え?塞ぐ?それってダンジョンって言うの?」


「え?」


「っていうか、あんた凄いね!飛躍した発想!ダンジョンなのに!あえて入口塞ぐとか!DP(ダンジョンポイント)どうやって稼ぐんだって話だけどね」


「毎日少しづつ入ってくる基礎ポイントで少しづつ大きくしていくんだよ」


「地味!」


「まぁ、それしか無いでしょ」


「かもね」


「たまに入口開けて、魔物呼び込んでDP(ダンジョンポイント)稼げばいいし」


「とりあえず、やってみましょうか?」


「おーけー!」


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