↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外道の道も本能故  作者: モロモロ
第一章
30/90

30 剣魚

当面の俺の目標は、ナイナイムの言っていたサメ型の魔物達との接触だな。


正直、俺以外のDM(ダンジョンマスター)が俺に対してどういう反応をしてくるのか、まったく想像できない。


敵対的なのか?


友好的なのか?


DMK《ダンジョンマスターキラー》であれば、間違いなく奴らの本能がDM(ダンジョンマスター)に対して敵対的行動をとらせるだろうから、こちらも最初から遠慮なく叩き潰せるが、俺としても障害は取り除き、ダンジョン拡大の役に立つ可能性があるならば、何も他のDM(ダンジョンマスター)に対していきなり敵対行動を取るつもりは無い。



だが、備えあれば憂いなし、敵対的行動をとられた場合に対抗しうる力は十分に持った上で接触したい。


敵対行動をとられた場合は、出来れば生け捕りに出来るぐらいの十分な力を蓄えて接触できれば、ダンジョン運営について有益な情報を搾り出す事が出来るかもしれないからだ。



南方20kmの地点まで、周辺の魚や海獣をむさぼりながらピクニック気分で到着。


さっそく、溜まっているDP(ダンジョンポイント)で第1層を作る。


クラゲスライムで得た経験を生かし、今回はもう少し速度のある魔物を強化していきたいと思う。



召喚

<クラゲスライム>

<クイツキガニ>

<大笑い貝>

<ツノツノエビ>

<回転ウニ>

<カミツキフィッシュ>

<クビナガタートル>

<悪魚人>

<ゴブリンスイマー>

・

・

<ニードルフィッシュ>

・

・

<サンダーシャーク>

<シャベリオンハンター>

<シーサーペント>

<アクアガーディアン>

<水獣 ゴルゴロス>

<水魔獣 サルバリオン>



<ニードルフィッシュ>←

「ピコッ」



あまり一匹召還するのにDP(ダンジョンポイント)を大きく使うのは避けたいので、それなりにDP(ダンジョンポイント)を消費するけど、百匹程は召還しても余裕がある程度の魔物を召還した。



まず、第1層にニードルフィッシュを30匹召還、各種餌の配置。


ニードルフィッシュは、顔の先端が巨大な針のようになっており、身体を表面も無数の針で覆われている、先端の針と、対表面の針が、水流抵抗を極限まで減らしかなりのスピードで泳ぐ事ができる、その為、第1層をドーナツ状に作り回遊出来るようにしてある。壁面への衝突によるダメージを防ぐためだ。


<右旋回で回遊せよ>


そして、念話で命令しておく。


その後、第2層を作り、こちらにはニードルフィッシュを60匹召還、各種餌の配置。

同じドーナツ状の構造だが、回遊する方向は第1層を逆方向にニードルフィッシュ達に泳がせる。


<左旋回で回遊せよ>


第1層と第2層の間を何箇所も細い回廊で繋ぐ。



第1層のニードルフィッシュ達は、その超低抵抗の身体に始めての抵抗を感じるほどの水流を身体に受けながら、俺の命令に従い必死に逆流の中を泳いでいる。



僅か一週間で、第1層にハープーンツナンという魔物が発生した。

ニードルフィッシュよりも一回り大きく力強く泳ぐ、顔の先端が銛のようになっている。


2週間もすると、第1層がハープーンツナンだけになり、そのハープーンツナンが起こす水流によって、第2層に逆流の付加がかかり始める。


3週目には、第2層のハープーンツナンの数が第1層を上回り、再度、第1層に逆流を起こす。


そこで更なる付加をかけるために、俺は第1層、第2層共に徐々にダンジョンを狭く、狭くしていった。


狭くしていけば、当然、壁面にぶつかる個体も出てくる、壁面が削れ、スピードが落ちてくると、後続に串刺しにされる。飛び散る肉片は餌となっていく。


「トラブル発生だ、花咲く王よ力を貸してくれ」


ナイナイムのダンジョンでちょっとしたトラブルがあり、駆けつけ戻ってくる頃には、たった一匹のアイアンマリーンが残っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。