17 球
なんだ、この球は?
ゆっくりと近づきその球を手に取る。
<DMKの球の使い方>
<DMKの球の使う>
DMK?
俺が本能的にダンジョン拡大を目指すように、本能的に俺を殺そうとしてくるような奴らの事か?
まぁ、いずれにせよ目的を邪魔する奴は皆殺しよ。
肩書きが何だろうが関係無い。
利用できるものは利用し、障害は叩き潰すのみ。
<DMKの球の使い方>←
「ピコッ」
<吸収>
DMKの能力を吸収し、自らの力とすることが出来ます。
<眷属化>
DMKを自らの眷属として再生し、様々な業務を振る事が出来ます。
<開放>
DMKを開放し、再戦を申し込んでくるのを待つ。青い実が熟し、豊満なDPを献上する甘露な実となる事を期待しよう。
<晒す>
DMKをダンジョン入り口の特設ケース内に晒す(永久拷問装置付き)。新たなるDMKを、未熟な者は進入を躊躇わせ、熟した者は積極的に進入を決断させるのに役立つ。
<道具化>
DMKをアイテム化し、自分や眷属の魔物に装備させたり出来る。また、DMのインスピレーションでアイテムの可能性は広がる。
<DMKの球の使う>←
「ピコッ」
<吸収>
<眷属化>
<開放>
<晒す>
<道具化>
<晒す>←
「ピコッ」
おお!
第2層の入り口に特設ケースも自動で出来たじゃないかっ!
それにしてもエグイ拷問装置だな。
半径数キロにわたってイクイゴの絶叫が響き渡っている。
第2層の入り口の衛兵達がケースを破壊しようと試みているが、物理攻撃も魔法攻撃も傷一つケースに付けられないようだ。
それにしてもオブジェとしては、かなり景観を害す選択だったかもしれないな。とにかく絶叫がうるさいし。
まぁ、忘れる事にしよう、意識しなければ第7階層は静かなもんだ。
とりあえず、第2層の入り口付近にアラクネクリスタル数匹とハードゴブミア数匹を転送。
アラクネクリスタル達が入り口をクリスタルの糸で塞ぎ始める。
入り口の外側でアラクネクリスタルを攻撃し始めた衛兵達をハードゴブミアが猛毒の牙で屠っていく。
完全に出入り口を封鎖したダンジョン内にギガントオーガを3匹転送。
さて、楽しいお食事の時間が始まりますよ。
30分ほどで、衛兵たちは全て残らずDPになってくれました。
それから数日、衛兵やイクイゴ達の襲撃によって、かなり貯まったDPでダンジョンをさらに充実させた。
第8層と第9層、第10層を増やした。
第1層 ブルーラット (入口)
第2層 ビックバット
第3層 スライム
第4層 オーク
第5層 ブラックスライム
第6層 エビルフェアリー、リリスナイト
第7層 ゴブリンエース、ダークラミア、ハードゴブミア
第8層 ウォーリッチ アラクネクリスタル
第9層 ドラゴン 魔人レント ギガントオーガ
第10層 俺
上層はもう少し入りやすいように、DP消費の少ない弱めの魔物を召還した。
ついに第10層ということで、祝いに外部に遠足に行こうと思う。
俺は、前回の戦いでも大活躍した、第6層、第7層の魔物をそれぞれ半数の1000匹ずつ引きつれ、再び外へ繰り出すのだった。




