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心の鎧甲  作者: 鴉山大樹
第05章 少しの日常・宇宙からの敵
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第61話 野田VSギガメカス

ギガメカスと名乗る機械怪人の1体、ドリルメカスをアーマー形態になった野田のパンチで、数メートル程ぶっ飛ばされた。


「ドリル!」


すぐさまサイメカスが倒れたドリルメカスに駆け寄る。


「ソロリック、ホル。レーグラス達を安全なところまで」

「うん!分かってる」

「無茶しないでよ」


すぐにソロリックとホルは、レーグラスと倉山とダイゴをなんとか担いで遠くまで離れた。


「おいおい、立てるか?」

「痛たたたた…コイツは一体…」

「なんだか分からんが、ギガソルジャー行け!」


ギガソルジャーと呼ばれる戦闘員的機械怪人が、サイメカスの命令に従って野田に襲い掛かった。


「だったら、この前貰ったコイツを使ってみるか」


野田は右腕の悲劇からtragedブレードを出して、ギガソルジャーの大群に向かって突っ込んだ。


「うおおおおお!!」


さっそくtragedブレードで最初の1体のボディを切断した。そして大量の血のようなオイルのような真っ赤な液体を流しながら倒れた。

だが、それでも別のギガソルジャーが襲い掛かってくるので、今度は胴体を突き刺した。

すると火花が出て爆発した。


「ふ~~~さてと、次来い!!」


野田の挑発に乗ったのか、ほかのギガソルジャーも剣のような武器で襲い掛かって来た。


「今度はこれだ!」


するとtragedブレードを5メートル程に伸ばして、さらに願望からマシンガンを出して、左手に持つと回転し始める。

サイメカスとドリルメカスはジャンプして避けたが、ギガソルジャー全員は野田の斬撃と銃撃のダブル回転攻撃で、周りの木をなぎ倒しながらも全て破壊した。


「…願望は勿論この悲劇って、本当に威力高いなぁ~~怖いほどに」


野田は願望と悲劇の破壊力に驚きを見せる。

そしてソロリック達も離れた所でその様子を見ていた。


「改めて見ると…」

「本当に凄いね」


2人も圧倒的な威力につい呆然となってしまう。

しかし、それでも怯まないのがいた。


「随分と強い武器持っている見たいたが!」

「我々はそうはいかない!!」


サイメカスは両肩の角を伸ばして突進してきた。ドリルメカスも頭部と両肩と両腕と両膝の、ドリルを高速回転させて襲い掛かった。

野田は素早く2体の攻撃を避けると、対抗して左腕をドリルにする。


「私の真似とは、下らんマネだ!!」


キレたのかドリルメカスが連続ドリルパンチをし始める。

避けたり左腕のドリルで反撃したりする野田だが、いつのまにかサイメカスが斧を持って襲ってきた。


「危なっ!?」


なんとか体を曲げて攻撃をかわし、一度距離をおく。


「ちっ、避けやがった」


サイメカスは残念そうに呟いたが、野田は左腕を痛そうに押さえ始めた。

じつはあの時、斧が左腕に当ってアーマーは壊れてないが腕にヒビが入った。いくら妖怪の回復力が高くても、回復するのに何分か掛かる上に痛みも残る。


[なんてパワーだ…アーマー越しで腕にダメージを与えるなんて……]


心の鎧甲を着てから色んな相手と戦ったりした野田だが、未知の敵に苦戦して焦ってしまっていた。


「なんだコイツ?アーマーに頼ってるみたいだが、着ている本人が弱いじゃん♪」

「たしかに、生身の時はなんだかパッとしなかったな♪」


さらに2体は大笑いしながらバカにする。

当然、野田もバカにされて黙って入られない。


[くぅ…コイツら、絶対許さねぇ!!]


野田の中の怒りの闘志が沸き始めた。


「おら!さっさと」

「くたばれ!」


サイメカスが斧を振り回して、ドリルメカスも再び全身のドリルを回転させて襲い掛かった。しかし野田は素早くサイメカスの腕を、tragedブレードで突き刺して斧を手放すようにした。


「うっ!貴様!!」

「他人を見下した罰さ!」


そして落とした斧を拾い上げると、攻撃してくるドリルメカスを、斧でそのまま右腕を切り落とした。


「ぐわぁぁぁぁ!!」


ドリルメカスは右腕を押さえながらも、切り口から大量の液体を流した。


「ざまぁみろ!!」


さすがに重かったのか、野田は息切れしながら斧を投げ捨てる。


「貴様ぁ…!!」


強い屈辱を受けたドリルメカスは、ギガソルジャーの残骸から右腕を取ると、切り落とされた右腕にくっつけた。するとギガソルジャーの腕が形を変えて、見事ドリルメカスの腕として再生した。

野田は少し興味を持ったのか質問してきた。


「お前…どうなってるの?」

「このギガソルジャー達は、私達ギガキャープの兵士であると同時に、予備ボディのようなものだ」

「要するに、俺達が腕や足が切り取られたり怪我をしても、コイツらを使えば回復できるんだよ♪」


ギガソルジャーの頭部をリフティングしながら、自慢するサイメカス。


[ほんと…なんなんだコイツら…本当にロボットか?]


少し不気味に見えてしまうが、とにかく今は目の前の敵を何とかしなければとする。そこで願望で巨大ミサイルを出した。

当然2体は驚く。


「ミっ、ミサイル!?」

「今までのもそうだったけど、こんな物まで!?」

「さぁ、喰らえ!!」


そのまま野田は巨大ミサイルを、2体のギガメカスに向けて発射した。

だが、ドリルメカスが前に出て構え始めた。


「面白い…私の本当の力を受けてみろ!!」


すると全身のドリルをミサイルのように発射し、巨大ミサイルを貫こうとした。しかし突然巨大ミサイルが消えると、悲劇のレーザービームでドリルメサイルを全て撃墜された。


「なっ!なに!」

「まさか、囮!?」

「そのとおり!」

「「はっ!!」」


野田が走りながら叫んで、tragedブレードを構えてジャンプした。

ドリルメカスも抵抗しようとしたが、武器のドリルはさっき飛ばして撃墜されたので既になく。


「そりゃああ!!」

「ぐおあぁぁぁぁぁ!!」


そのまま野田はドリルメカスを縦に一刀両断にする。そしてドリルメカスも断末魔を上げながら大爆発した。


「て、テメェ!!」


すると仲間を倒されて完全にキレたのか、サイメカスは斧を振り回しながら襲い掛かって来た。だけど、野田は悲劇をキャノン形態にしてエネルギーを溜める。


「これで、終わりだ!tragedyキャノン!!」


そして野田は必殺のtragedyキャノンを発射した。


「ぐっ、ぐおわああああああぁぁぁぁぁぁ!!」


tragedyキャノンをまともに喰らったサイメカスは、ボディがチリになりながら頭部だけを残し爆発した。


「ふ~~ふ~~これで終わった…」


そして野田はかなり疲労したのか倒れた。

野田と機械怪人ギガメカスの話はどうでしたか?

それで次回はミヤト達と合流する話にします。

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