表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心の鎧甲  作者: 鴉山大樹
第03章 暗闇・九尾
31/82

第26話 野田と暗闇のメンバー

妖怪歴史館の地下に広がる空間に、12人の妖怪がいた。

政府直属の隠密傭兵集団・暗闇。

現在暗闇のメンバーは、野田、倉山、ダイゴ、ミヤトの他に、ユニコーンとペガサス2体とヒッポカムポスと、のっぺぼう、サトリ、コカトリス、人虎の12人であった。

そして今、そんな暗闇秘密基地にある大広間で、メンバー紹介をするのであった。


「え~~~今日から入る事になりました、野田進」

「同じく小山ダイゴだ」


野田とダイゴの2人が挨拶をする。


「俺、片桐ジュン」

「私はセーディーンっていいます」

「及川卓真だ」

「俺はタケラ・ガウ。よろしく!」

「よろしくな!」

「こちらも」


のっぺぼうは片桐ジュン、コカトリスはセーディーン、サトリは及川卓真、人虎はタケラキ・ガウと自己紹介した。


「そんじゃあ、後はあんた達だな?」


野田は4体の馬妖怪に目を向ける。

ちなみに馬妖怪やサトリにコカトリスは人間に変身する事ができる。


「はい、よろしくお願いします」


ペガサスの1人は握手しようとしたけど


「ちょっと、なに新入りと馴れ馴れしくしてるの?」

「「「ひ!!」」」


ユニコーンの美女に睨まれたペガサスコンビ&ヒッポカムポスは、怯えながらすぐさま彼女の元に駆け寄る。


「大体、いくら人手が少ないといって、倉山の知り合いを入れるってどういうつもりよ」


ユニコーンは野田とダイゴを見下す目をして睨む。


「でも、はっきり言うけど私達は認めてないからね」

「え?私達って?」

「僕たちも……」

「入ってるね……」


ペガサスとヒッポカムポスは目を合わせあう。


「ほら!青丈、佐村、ナイム行くよ!」

「「「はい!!」」」


そしてユニコーンはペガサスとヒッポカムポスを連れて、この場から立ち去った。


「な、なんだあいつら?」


野田はユニコーン組について尋ねた。


「彼女はレーグラス。暗闇のナンバー2で実力はもちろん、プライドが高いからね」

「それから、青丈シロと佐村誠。ナイム・アルダーは彼女の取り巻き兼下僕ね」


片桐とタケラキはユニコーンのレーグラスとペガサスの青丈シロと佐村誠と、それからヒッポカムポスのナイム・アルダーの説明をする。


「という訳で、これでメンバー全員だ!分かったか?」

「はい」

「なんとか」


ミヤトが宣言して2人は返事をした。


「それで、質問だけど…」


ダイゴは何かに気づいたので質問した。


「なんだ?答えてみろ」

「アンタと一緒にいるそいつはなんだ?」


ダイゴは電子写真立てに写ってる、ミヤトと一緒にいる男を指差して尋ねた。


「彼は崩丸(なだれまる)。暗闇の初代リーダーで、私の……憧れた妖怪」

「しかもコイツは、あの麒麟なんだぜ」

「「麒麟!!」」


2人は驚いた。

麒麟とは鳳凰と九尾の妖孤と並ぶ、神に近い妖怪の1体であり、馬妖怪の頂点に立つ存在であった。


「彼は、私に戦う技術と意思など、大切な事をたくさん教えてくれた」


ミヤトはとても懐かしいように話して


「そして彼は!とても美しかったんだ!黄金の体、鋭い角、絹のような体毛と何をとっても完璧な姿をしていた!人間としての姿もまさに美男子そのもので!」


さらに真剣な目で強く語り始めた。当然野田や周りは引いてしまうが、それほどミヤトは崩丸の事が好きなのが分かる。


「それで……今は?」


引きながら尋ねると、今度は少し寂しい態度を取る。


「うむ、それが突然いなくなってな。置手紙には私にリーダーの座をやるって書かれてたから、仕方なく私が新リーダーになったんだ」


ミヤトは目から涙を流しながら語る。


「だが、私はこうして崩丸の意志を受けついてきたんだ!そして新たな仲間が増えたんだ!!」


切り替わるかのように大きく叫ぶ。


「もちろんだ!絶対に役に立って見せるから、これからもよろしくな!」

「だけど、ここじゃ立場的に俺が先輩だからな」


倉山が少し先輩ヅラを見せる。


「分かってるよ。だからここでのやり方を教えてくれよな!」

「こっちも頼むぜ!」

「そりゃよろこんで!」


野田と倉山とダイゴは改めて硬く握手をするのだった。

だがその様子を見てる者がいた。

それは天井にある一つ目であった。













その頃、デーモングレリスの将軍室では、麻井とその部下の目目連が、水晶玉で暗闇の様子を見ていた。


「新しい仲間が増えて良かったな」


麻井は水晶玉を見ながら優しく微笑む。


「ですが、なんども言ってますけど、覗きはいけない事ですよ?」


目目連は呆れながら注意する。


「まぁ、良いじゃないかカタヤ。なんというか、新入りの鬼はかなりの逸材って聞いてるし」

「たしかに、モルトさんの連絡では心の鎧甲を装着出来たと」

「もしかしたら彼は妖怪の、いや世界のヒーローになれるかもしれんな!」


そんな2人のそんな会話を聞いてた者がいた。

それはホルであった。


[やっぱり、麻井さんが今回のと前の事件を揉み消したんだ……心の鎧甲を悟られないようにと]


ホルがそう思ってると


「ホル居るだろ?」

「うわ!?」


居たのを気づかれたらしく、声をかけられたので転んでしまう。


「待てよ。とりあえず謝っておくが、悪いな。お前に色々と秘密にして」


麻井は今までホルに色々と隠し事をして、申し訳なさそうに謝罪した。

ホルは思わず驚いたが立ち上がって。


「今回はしばらく聞きませんが、でも今度はちゃんと教えてくださいね」

「はははは、分かってるよ」


ホルは妖怪だけど少し小悪魔っぽい仕草で、麻井をからかいこの場から離れた。


「少しやられましたね」

「仕方ないさ。だが今度はちゃんと話すつもりだよ。彼女と彼らと一緒にね」


と麻井は水晶玉に映る野田達とソロリックの写真を見ながら、秘書で部下の目目連のカタヤに言った。

現在の暗闇のメンバーを紹介する話です。

ちなみにレーグラスの取り巻きの、青丈とナイムは女で、佐村は男です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ