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心の鎧甲  作者: 鴉山大樹
第02章 魔人とバトルと覚醒
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第23話 心の鎧甲の力

あれは野田がミヤトの元に向かった時の事。

森に隠れてたソロリックとホルだけど。


「私も行かなきゃ」


ソロリックも戻ろうと言い出した。


「ちょっと!アナタまで行っても足手まといになるだけだよ!!」

「でも!野田さんだけじゃ不安だよ!」

「だからって……」


2人が言い争っているけど、そんな事してる場合じゃなかった。


「とにかく、ここは待つしかないよ」

「そんな事は……」


するとソロリックはケースに手を出し始めて。


「ソロリックさん!今度はなにを」

「だって、なんか凄い武器が入っていそうだから」

「またなに恐ろしい事を考えてるの!?」


ついに言い争いになってしまう。


「あれ?それ光ってない?」

「え?」


ソロリックのペンダントにある、人型の溝の胸あたりが光りだした。


「これって……なんなの?」

「私にも分からないけど」


しかしソロリックは気づく、ペンダントは何かに反応しているのにと。そしてそれは


[まさか……]


ソロリックはペンダントをケースに向ける。

するとペンダントから光が出て箱・ケースに直撃すると、ケースが壊れて中に入っていたのが、光とともに飛び立った。


「なに?あれって……?」

「あれはきっと、野田さんの力になる物だと……私は思うの」


ソロリックはその光に向かって祈った。

だが、その光景を見ていた者が居た。






















そしてここ、モルト邸。

隠れてた野田が見つかってしまい、アンリュウに撃たれそうになった時。


「え?なんだ!」


突然飛んで来た光が野田に当たった。


「野田!?」

[これは……まさか]


光がなくなると野田の身体にアーマーの胸部分が装着された。


「これって……なに!?」


当然のように野田は突然現れたアーマーに戸惑う。

だけど、それはアンリュウとハークスオンも同じであった。


「ねぇ、あのアーマーってあれ?どうしたの?」


だがアンリュウは気づいていた。あのアーマーを。


「もしかして……それって?」

「ああ、こいつこそ心の鎧甲・“願望”だ!」

「「「えええ!!?」」」


野田が今着ているのが心の鎧甲の1つであった。


「これか、心の鎧甲!?」

「しかもお前が装着するとは!」

「でもなんか、凄く力が湧くっていうか、しっくり来るな!!」


野田は思わず興奮してしまう。

だが、そんな様子を魔人2人も見ていた。


「まさか心の鎧甲の1つ。でもとにかく、アレを持って帰れば」


ハークスオンが振り向いたそんな時、アンリュウはガトリングを作り出す。


「アン……リュウ?」

「とにかく、死ね!!」


ガトリングで野田に向かって撃ちまくった。


「野田っ!?」

「ちょっ!いきなりなんて事を!?心の鎧甲まで破壊したら!」

「いや、そうでもないな?」


舞い上がった砂ほこりの中からは、野田は盾を持っていて身を守ってた。


「その盾って……どこから?」

「あ?ここからだけど?」


胸アーマーの両肩にはいつのまにか蓋のように開いて、盾はテニスボールサイズの球になって肩パーツの中に入っていった。


「へ~~~~~~スゲェな。他には?」


今度は左肩が開くとまたさっきと同じ球が、飛び出てレーザー銃になった。


「今度は銃に!?」

「なぁ、モルト。教えてくれよ?これを?」


野田はモルトに振り向いて今自分が着てる願望について尋ねた。


「心の鎧甲・願望の能力は願いの具現化。つまり装着者の考えた道具を、無限に生み出す事が可能だ!!」


モルトの説明からして、つまりアンリュウの創造魔法に近かった。


「まさか、あんな能力があるなんて……でもアンリュウと変わらないよね!」

「えっ!……ああ」


徐に返事をするアンリュウだが、じつは彼女の魔法にもリスクがあった。


[だけど……アタシの魔力は、無限じゃないから……]


さすがのアンリュウも少し焦り始めた。じつはさっきの戦いで大分魔力を消費したから。


「んじゃあ、これの力は?」


さっそく野田はレーザー銃を岩に向けて、撃って見ると岩が見事貫通した。


「おお、スッゲェ!!良し!次は身体を守るアーマーを!!」


すると願望から6つの球が出るとそれぞれが、頭部・腹部・右腕・左腕・右足・左足と、胸以外のアーマーに変わって野田の身体に装着した。


「形だけで特殊能力も攻撃力もないが、身を守るにはちょうどいい!!」


準備運動のように背伸びや腕回しなど身体を動かす。


「それじゃあ、行こうか!!」


すると野田は足から車輪を出してアンリュウに突進してきた。


「おっと!喰らえ!」


だがアンリュウもすぐに避けてまたガトリングを撃ちまくるが、全身擬似アーマーを包んだ野田には効かず。

さらに右腕を剣にすると


「おりゃ!」


ガトリングを真っ二つに切り裂いた。


「くっ!」


すぐさまアンリュウは大剣を出して振りかざしたので、野田も左手を盾の形に変えて受け止める。そしてその瞬間に野田は思いっきり、アンリュウの腹を蹴り飛ばした。しかし体制を整えると、今度はスティンガーミサイル2個を出して発射する。

すると野田は左手を巨大なグローブのような形にし、ミサイルを掴みとってアンリュウの方に投げつけるけど、怠惰の力でミサイルのやる気をなくしてミサイルを消した。


「なんて戦いだ!さっきまでと次元が違いすぎる」


ミヤトは心の鎧甲を巧みに使う2人の戦いに、着いて来られなくなっていた。


[そうか……つまりアンリュウと野田さんは、心の鎧甲に繋がってるって事か!]


ハークスオンは2人が心の鎧甲の波長か何かで、繋がっているから度々で出会う気づいた。


「へ~~~お前ってこんなに強いんだ」

「つーーーか。初めての癖に使いこなせてるな?」


と2人の闘志が燃え上がって来て、野田とアンリュウは剣を出して、そのまま相手に向かって行ったその時。


「なっ!?」

「なんだ!?」


高温のレーザーみたいのが2人の間に、掠るかのように発射されて、2人は思わず立ち止まった。

そして振り向いた先には、木の上の天辺に立っている、強い熱気に筒まりマントを羽織った、超高熱の精霊だった。

野田に心の鎧甲が装着されて、ついに物語が本当に動き始めました。

そして超高熱精霊は野田のライバルです。

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