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心の鎧甲  作者: 鴉山大樹
第02章 魔人とバトルと覚醒
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第17話 魔人の潜入調査

ソロリックがバイトに加えて一ヶ月が過ぎた。

野田がアニメショップでマンガを買っていた。ただし成年ではなく普通の青年向けのマンガです。

マンガを買ったショップから出ると、ソロリックとホルと出会った。


「あっ!どうしたの2人とも?」

「買い物をしてたけど、途中でホルくんと」

「そうなんだ。じゃあとりあえずお茶でも飲む?」


3人は喫茶店でお茶を飲みながらケーキを食べた。


「んで、少しは慣れたかな?」

「まだ慣れないけど……がんばってるよ」

「そうか、なんか僕も安心した」


結構話が盛り上がっていた瞬間


「はっ!?」


突然野田は立ち上がり周りをキョロキョロと見回して、窓から外を見ると一羽の鳥が居たけど、その鳥はそのまま飛んでいった。


「あの、野田さん?」

「あ……なんでもない。気のせいだった」


2人に言うけど野田は鳥から別の気配に気づいた。













そしてその夜。

マジカルパルスの王の塔で、ロムトンの前にアンリュウと5人の男女がいて、その内4人は剣を装備していた。


「魔人の王ロムトンさん。忙しい中なんで俺達を呼んだの?」


1人が尋ねるとすぐさま返事を返した。


「いいか、人間国が心の鎧甲を手に入れたと分かった今、我らとて黙っている訳には行かない」


妙な対抗意識をしてしまうけど、じつはロムトンはなぜか人間に対して強く敵対してしまう。


「んで、俺達にどうすればいいの?」

「簡単だ。お前ら6人で心の鎧甲を手に入れて来い!!」


無茶な命令をする。


「あの……それってなんか、窃盗に近いような……」

「なに言ってる!これは回収だ!!そもそも人間国の奴らだってやったから、同じ事をするのがどおりだろ!?」


とても無茶苦茶な理屈を言い出して6人は呆れてため息を吐いたりしてしまう。


「じゃあまずどこから行くんスか?」

「ん~~~それはお前達で決めろ!はい解散!!」


言って話を終わらせると6人を部屋から出させた。


「たく、あの野郎……そんな事に俺達を使うなっつーーーの」

「そういうなよルシファー、あんなんでも俺達の王だから」

「ベルゼブブ、そうだけど……」


黒いドレッドヘアーで剣を持った青年・ルシファーが愚痴ると、青髪のメガネをかけて剣を持った青年・ベルゼブブが彼を宥める。


「てか俺達ってパシリになってると思うけど、アスタロトも思ってんだろ?」

「ああ、アザゼルの言うとおり俺もさっきからそう思ってたわ」


緑の髪で顎に少し髭のある剣を持った青年・アザゼルの言葉に、茶髪で右目に眼帯をして剣を持った青年・アスタロトはもちろん、ルシファーとベルゼブブもそうだろうと納得する。


「ちょっとみんな、ロムトンさんは私達の王様だよ!そんな事言っちゃダメだよ!!」

「相変わらず真面目だな、ハークスオン」


オレンジ色のロングヘアーの美女・ハークスオンが、5人の態度をなんとかストップさせる。


「んでさぁ、どこから行くんだ?」


ルシファーの言葉に全員は固まった。

たしかに何度も言うようだけど、心の鎧甲は1つずつ人間国・マジカルパルス・ドラゴン真国に、残りは各地のどこかにある為分からなくて、その1つを回収する事に成功した人間国は二年もかかっていた。


「つ~~~かあのおっさん、俺達にどこで探せって言うんだ?」

「なぁベルゼブブ。お前の使い魔で何か分かったか?」

「ああ……まぁ一応は」


あんまり自信がないみたいに返事する。


「どうもモンスターゾーンが怪しい気がする。何やら鳥ロボットも居たみたいだし」

「じゃあそこに行って見よう!ハークスオンを連れて」

「私も!!」


アンリュウに指名されて驚くハークスオン。


「だってアンタ、最近フライドポテトとナゲットを3人前食べてるから、もっとスリリングで激しい任務でとかで運動がした方が?」

「ああああーーー!!それ言わない約束!!」


ハークスオンは顔を真っ赤にしてアンリュウの口を押さえた。

ちなみに他の4人はばっちり聞いていた。


「も~~~分かったよ。私も行く」

「それじゃあ、アタシとハークスオンとでモンスターゾーンに行ってみるから、アザゼル転送をお願い。もちろん帰りの転送印も」

「いいけど、ちゃんと金払ってもらうからな」

「ちぇ~~~仕方ない」


そして2人が着替えや食料といった荷物を用意して、アザゼルは2人の手に魔人が本来ある刻印とは違う、全く別の刻印を植えつけると


「じゃあ今から、モンスターゾーンの誰も居ない森林に転送する!!」


アンリュウとハークスオンの足元が光、そのまま消えてしまった。

それからモンスターゾーンの森林に、アンリュウとハークスオンが現れて、無事に到着したようだ。


「着いたわね♪」

「それで、まずどこから?」


調べる場所を決めようとしたけど


「おっと、その前に」


アンリュウが手を地面に置くと少し小さめの家を出現させた。


「一度寝て明日に備えましょう?」

「たしかに、明日からでも遅くはないですね」


さっそく2人は家に入ってお風呂でリフレッシュするとすぐにベッドで寝た。

ちなみにアンリュウとハークスオンも寝る時は下着だけで寝る派。

それから朝となり2人は朝食を取って家を消して


「じゃあハークスオン。お願い」

「了解」


するとハークスオンは自分とアンリュウに手をかざすと、刻印が消えて髪と目の色が変わり、さらに角まで生えてきた。


「鬼に変身完了♪」

「それじゃあまずは、町に行って情報収集ですね」

「もちろんだけど、その前にこれは脱いだ方がいいね」


アンリュウは常に左足に装着している心の鎧甲・怠惰を脱いで布で巻いた。しかしアンリュウはここに着いてから、怠惰が何かに共鳴してる事に気づいてたけどハークスオンには話さなかった。

そして全ての用意が整うとさっそくモンスターゾーンのどこかにある、心の鎧甲を探し始めた。

今回は他の魔人も登場させましたけど、その内の4人の名前を悪魔・堕天使の名前にしてみました。

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