四十七作目・映画 「遺愛」
介護ホラーと思って観に行ったらば、、、、 ※ 超絶辛口感想、ネタバレなし
美人の2人姉妹が登場する。2人とも目力のある女優さん。で、作中の母親が認知症だが父親が1人で介護。しかし父親が急死してしまった。この映画は父親の葬式で始まり、姉が実家に戻って母親を介護することから始まる。
くどいようだが話はここから始まる。
介護ホラーっていうからさあ……お母さんが別の何かで入れ替わってるみたいって、美人のお姉ちゃんが恐怖に震えて泣きながら、映画予告編か何かで叫んでいたからさあ……
これは認知症のお母さんがガチでゾンビよろしく娘への愛も忘れ果てて襲いかかるがって勝手に思い込んで期待していたわたしが悪いけどさあ……。
わたしは昭和30年代生まれ。明治生まれの祖母の排泄も手伝ったし、義父も義母も実母も介護経験あるから、はっきりと言えるけど、身も蓋もない言い方をすれば、
なんで最初の最初にケアマネ入れなかった!? と叫びたい。
おじさん現役の精神科医だろ? 彼は1人で介護を背負い込むなよーというアドバイスだけで済ませた。現実的で冷静な判断をする役柄を背負ってはいるがおかしくなった姪に対して過信したからあのザマ。
相当に酷い状態になって常識ある妹の方が、実家を売ってそのお金でお母さんを施設に入れようと言ってたのに! というセリフがあったけどホントその通りで2人とも介護を甘く見すぎてたんだよ。でもそういう設定でないと、呪い系の話が進まんから仕方ないけど、妹も姉について実家に戻って実態を悟った時点で警察なり消防なり呼ぶべきだったけど、それしたら話が進まんからそれも仕方ないけど、最後、もうちょっとなんとかならんかったのか怒。これは脚本家が一番悪いけど、こういう終わり方であとは観客が自由に思ってくれ形式は個人的に嫌いだからいうけどホントこの終わり方大嫌い。
最初はさ。
母親役、認知症でもなぜか髪が豊かで肌がキレイな人って確かにいる。良い娘さん2人も持ってるし、いいんじゃね? で、いつ娘さん襲うの? ってのんきに観てた。
昭和の住宅で庭が広く遠くに梅園か桜が見えて田舎ながらよい環境。家のしつらえも良くて、細かいところで何かの包装紙で作ったフクロウだの、昭和によくあった裁縫箱、電灯,みんな良くて大道具係も小道具係も大変だったろうけど素晴らしいじゃんかと褒めながら観てた。
介護のやりがいをなくしつつある姉が、お父さんが死ぬのでなくってお母さんが死ねばよかったと吠えるのもすごーくわかるので入れ込んで見てた。
でも、お姉さんがおかしくなるにつれて段々と冷めてきて、でも値上がりした映画鑑賞代もったいないから惰性で観てた。
お姉さんが混乱してる時点で妹はケアマネいなくても第三者に相談すべきだったんだよ。この扱いで呪いのなんとかに進ませるなら、入院中の映像もあるにはあったけど消化不良だし熱演してる役者が気の毒だった。
そういう感想しか出ない。
続き観たい、深く考えたいって全然思わない映画だった。
終わります。
※映画『遺愛』公式サイト
tx-iai-movie.jp
※NOTEにも同時掲載




