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声劇台本置き場  作者: 如月ふたば


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17/23

削りはん(三人用/男女比不問)コメディ風

鉛筆削り/赤鉛筆/白鉛筆 性別不問

鉛筆削り:ガリガリガリ


赤鉛筆:ほんま毎日削(けず)りはんのお陰で、ワイはすぐにちびてしまうわ


白鉛筆:いいな、僕はいつもお留守番だもの


赤鉛筆:仕方ないやん。主はんのお帳面はいつも白やから白っちの出番は、なかなかあれへんやろ


白鉛筆:じゃあ、お帳面が白じゃなかったら僕の出番もあるのかな


鉛筆削り:それはどうでしょうか


赤鉛筆:削りはん、そんな意地悪言いなさんなや。それにな、削りはんに削られるんも、なかなか痛いもんやで


白鉛筆:そっか、痛いなら嫌だなぁ


鉛筆削り:刃物で削りますから。そればかりは仕方がありません


赤鉛筆:それにな、あれやで。ずっとそのままの長さもかっこええで


白鉛筆:みんなそう思ってくれてるなら良いんだけど


鉛筆削り:いや鉛筆は使われないと存在価値はないでしょう


白鉛筆:やっぱりそかな


赤鉛筆:ほんま削りはんは意地悪ばかり言いよるわ

赤鉛筆:あ、主はんにまた呼ばれたさかい一丁行ってくるわ


白鉛筆:やっぱり僕には価値が無いのかな


鉛筆削り:他の色鉛筆氏たちは、なかなかケースに帰ってこないから意見聞けなくて残念ですね


白鉛筆:他のお色の鉛筆さんたちを削りさんは削っているの


鉛筆削り:そうですね。しかし赤鉛筆さんほど削っている子はいませんよ


白鉛筆:やっぱり赤鉛筆さんが主さんの中で一番人気なんだ。羨ましいな


鉛筆削り:本当にそのように思っていらっしゃいます?


白鉛筆:うん、そうだよ。だって削りさんだって言ったじゃない鉛筆なんだから使われないとって


鉛筆削り:言いましが、そろそろ赤鉛筆氏はもう私では削り切れません。だから主氏のママさんは新しい赤鉛筆氏を購入するようです


白鉛筆:それって!!赤鉛筆さんが捨てられちゃうってこと!?


鉛筆削り:お役御免と言うところでしょうか


白鉛筆:そっか、主さんとまだ一緒に居たいからもう少しこのままでいようかな


鉛筆削り:それでいいと思います。ずっと我々は主氏のそばにいましょう


白鉛筆:でもいいね


鉛筆削り:何がでしょうか


白鉛筆:いつもいつも出番があって


鉛筆削り:痛い思いさせているらしいですよ


白鉛筆:そっか、なら僕はこのままでいいや。あれ!?赤鉛筆さんが何かわめいてる


赤鉛筆:なんでやー!!ワイは削りはんにまだ削ってもろて主はんの傍に居てるんや~!!

https://ncode.syosetu.com/n4851kq/39/より

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