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声劇台本置き場/全部5分位  作者: 如月ふたば


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11/12

黄色い靴(1人用)詩

朗読枠でお願いします


 長く気に入っていたウォーキングシューズ

 だいぶ、くたびれてきちゃった

 そろそろ新しい靴買わないと


 あ、そうだ

 少し前に買ったトレッキングシューズをお散歩の時に使おうかな

 頑丈に足首まで守ってくれた、あの黄色の靴


 神様が住むって言われる森に行くために買ったトレッキングシューズ

 神の森には霧の中に浮かぶ苔の生えた太くて背の高い木々

 深くわけ行くと紙垂の巻かれた木々も点在した

 木にもだけれど、苔むした岩にもしめ縄が巻いてあったっけ

 とても静かで、心身ともにリフレッシュ出来た時間だった


 あの日以来、登山をする訳でもバイキングをする訳でも無い

 そんな予定も今後無い

 だから、ウォーキングシューズの代わりにあの日の黄色い靴をこれから使おう


 そうだ!今から早速履いてお出かけしよう


「痛っ」

 靴の中からコロンと小指の爪にも満たない小さな石が転がり出てきた

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