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さしす◆性格の悪さは同じ位。ただし相手が一枚上手





あれからブルクには、

人間の食べ物の常識を懇切丁寧に教えてやった。










・・・・・・ら、






「それくらい知っておるわ馬鹿者が。我が何年生きていると思っておるのだ。ただお前をからかっただけだ。」









こいつは私に喧嘩を売っているらしかった。

だが怒らせれば私なんてすぐに殺される。そんな相手に切れる程、私だって馬鹿じゃない。









「あんたが史上最大限に性格が悪いのだけは分かったわ」





これだけは言ってやったが。










どうやら普通の果物などもあったみたいで、



見たこと無い物だったが、

あっちも毒持ちの果物を食べさせて殺す気はないだろうと

その林檎位の大きさの白い柔らかな果物を食べる。




じゅわりと果汁がみずみずしく、中々に甘い。


食べた事のない、たとえようのない味だったが普通に食べれた。








「あんたの暇を無くすって、結局何すればいいわけ」





食べながら問い掛ければ、

尻尾を揺らし上機嫌そうにブルクは答えた。








「性交。」








ぐちゅり。

持っていた果物を握り潰してしまった。






「は、はあ?」





ずりずりとブルクから距離を置くため後退る。

そのさい潰した果物の汁が手にベタベタとついているのに気が付くがどうでもいい。







「せ、性交って、あんたと、私が?」







口を少し引きつらせながら聞けばブルクはにぃっと牙を見せながら笑い、










「というのは冗談だが。」








いつか絶対、こいつ殺す。


人に殺意を抱かせるのが得意らしい。

性格がホントに悪い獣だ。






「まあ、そう怒るな、そうだな・・・・・・しいて言えば」







そうしてさっきよりも増して邪悪な感じで牙を見せて多分、笑顔を見せてブルクは言った。








「我と一緒に、人間共を殺すゲームをするぞ。」









こいつはホントに魔王だったらしい。

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