↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鳩の豆拾い  作者: 青波鳩子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
9/10

【9】ニホンゴ難しい(AI)



生成AIの文章がビミョウに気持ち悪い文章になるのは、

日本語が難しいせいかなと思っています。


今、「ビミョウに」と、「微妙」をカタカナ表記しました。

漢字表記と意味が少し違うニュアンスです。

読まれた方々の中に「青波、微妙にも書けなくてカタカナなのか」とは

これがたとえ手書きだったとしても思われないと思っています。

「微妙」を「ビミョウ」とした時の違いを

たぶん読み手の方々が分かってくれると思っているのでそう使います。


日本語にはひらがな、カタカナ、漢字がありますね。

(「カ」なのか「力」なのかパッと見て分かりにくい)

外国語の多くが「SVO型」(主語、動詞、目的語)なのに対し、

日本語は「SOV型」(主語、目的語、動詞)で、

主語を無くしても文脈が通じるのに、

助詞を変えるとも意味が変わることもあります。


日本語の特徴をちらっと挙げただけで、もうめっちゃややこしい。

これをAIが学習するのが難しいのなかと思っています。

ここに「敬語」をぶっこんでくるわけですから、ニホンジン酷い。

「尊敬語」と「謙譲語」を使い分けないと、

ただじゃなくても物語の中で乱暴な王太子が王太子に見えない(*´ω`*)


異世界恋愛んちの女性はさらに「ですわ」「ですの」とか言い出す。

これ「わ」と「の」とどう違うのですか?と問われたら、

「とりあえず2行同じ言い方が続かないようにしただけですね、ハイ」

と答えるわるものが私です。


また、似たような意味合いでも状況によって使い分ける言葉があります。


「一顧だにしない」

これを別の表現に置き換えるとすると、

「歯牙にも掛けない」がいいのかと思います。

が。

「一顧だにしない」は「一度も目を向けない」で

「歯牙にも掛けない」は「見下している上に無視する」で

微妙に違います。(この場合は漢字表記の微妙)


主人公の公爵令嬢に対して、政略的な婚約者である王太子は、

「一顧だにしない」のか

「歯牙にも掛けない」のか

なんか違うじゃないですか!


「真実の愛」の男爵令嬢がいるから「一顧だにしない」だと、

婚約者の公爵令嬢に対して感情が「無」であるように見えます。

でも「歯牙にも掛けない」だと公爵令嬢を見下している感じがより強く出ます。

挙式直後に「おまえを愛することは無い」などと

わざわざ言わなくてもいいことを言っちゃう系の王太子なら、

「歯牙にも掛けない」のほうがしっくりきます。


などなどなどなど考えて書くと思うじゃないですか、

でも最終的には「眼中にない」と書いたりします。

「眼中にない」の意味は「一顧だにしない」寄りです。


だって「一顧だにしない」だと、スマホで読むと引っかかりそうなのです。

「一」を使う熟語は気を遣います。

「一」の前の言葉によってはパッと見てすぐに意味を取れない。

なるべく「、」を入れた後に使う「一」を使った言葉。


いろいろ考えた挙句に使わないことを選ぶ「言葉」というのが実に多いです。

紙の本ではなくスマホの画面かPCの画面で読むというだけで、

使う言葉も変わってくる。


これをAIが確実にチョイスするのは難しいのではないでしょうか。

そう思いたい、世の中の流れに棹差したいだけなのかもしれません。


美しい日本語をバンバン使っていきたいです。

小糠雨、霧雨、甘雨、疎雨、細雨、使い分けてやるぞー

……雨の名前、400以上もある…(~_~;)


美しい日本語を、頑張って使い分けていきたいです。

AIもすぐに学習してくるとは思いますが、

99%人力の書き手としてここは頑張りたいところです。

辞書も紙を使わないと、AIが「どうも~辞書ですね? はいどうぞ」と

やってきますしね。

もう1回辞書を引かなくてはならず、ビミョウな面持ちになる毎日です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。