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鳩の豆拾い  作者: 青波鳩子


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7/8

【7】くじ運はやっぱりなかった



【5】で書いたガチャを今日引きました。

福引券50枚もらうために、雨の中4000歩ほど歩いて。


まあ結果は「ゲレゲレファング」どころか星5も出ませんでした。

知ってた(^O^)/


いちおうスクショは撮ったもののそれを「みてみん」で

画像取得するほどのアレではないとやめました。



くじ運、本当にないですね。いっそ清々しい。

当たったとしても予後が悪かったりして、そこも含めると運がないのです。


ずいぶん前に、会社の先輩と一緒にとある作家の講演に行きました。

入口で渡された紙に数字が書いてあり、

最後にその番号を使って、抽選で作家の文庫本が当たる。

私は見事に当たって小躍りしそうになりました。


しばらくして先輩に「この前当たった本読んだ?読み終えてたら貸して!」と。

本の貸し借りはしない派(過激派)ですが、先輩は何も当たらなかったので気の毒になって貸すことにしました。

そうしたらなんと!!!

昼休みに遅れて休憩室に入ると、カップラーメンを食べようとしている先輩が、カップラの蓋の重石にその文庫本を使っていて、

「あ!」と手が滑ってカップラを倒し私の文庫本はシーフードヌードルのスープを吸ってぶよぶよに。

テーブルにはホカホカとカップラのスープが湯気を立てていましたが、

その場は凍り付きました。


歩く正義感のような、先輩よりさらに先輩がいらして、

そのかたが「本は弁償しないとね」とその場で先輩に言ってくださいましたが、ついぞ弁済はありませんでした。

まあ、先輩にしてみれば、その本は私が抽選で当てた元手のかかっていない本だし、もう読み終えているからいいだろうと、そういうことなのでしょう。

それでその本は自分で買い直しました。

くじに当たっても、次のターンでその運は剥ぎ取られる、

そのくらい、くじ運が無いのでありました。


ただその後、正義感がフレンチカンカンを踊っているような先輩の先輩から

「鳩子ちゃーん(仮名)映画のチケット貰ったんで一緒に行くわよー」などとお声を掛けてもらえるようになったので、くじ運はなくても不運ではありませんでした。

むしろとても幸運だったのでは? と思っています。


でも、今日のガチャは当たって欲しかった。

ゲレゲレファング欲しい…。



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