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鳩の豆拾い  作者: 青波鳩子


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38/56

【38】1番好きなものは「いつ」食べるか



1番好きなものを「いつ」食べるか。


気が短いので先に書きますが、私は最初に食べます。

でも、以前は『最後にとっておく派閥』に属しておりました。



オープンカフェで昼ご飯を食べていました。

パラソルのある素敵な席は空いてなく、パラソルなしのテーブルに座りました。

オープンカフェでオープンサンドを食べることに、一人で「OK、フルオープン」と喜んでいたのです。


東日本の13人くらいの鋭い方々はもうオチが分かったかもしれませんが、もう少しその席を温めていてください。


さて、その時のメニューは「エビとアボカド」と「生ハムとオリーブ」のオープンサンドでした。

エビと生ハムの比較でいうと、僅差で生ハムが勝ちます。

アボカドとオリーブとの比較ですと、オリーブが勝ちます。

アボカドも好きなのですが、オリーブは愛しています。

というわけで、『好きなものは最後に食べる派閥』の私は、「エビとアボカド」のほうから食べました。

そして満を持して「生ハムとオリーブ」のオープンサンドを食べようとしたら、空からにくしみの落とし物がテーブルに落ちてオープンサンドにハネました。


こういう時、キャラに何と言わせましょうか。

「アンビリーバボー」でしょうか「オーマイガー」でもいいでしょうか。

「ジーザス…」はセンシティブなのでやめておきます。


その時うっかり出たのは「は!?」だけでした。

心の中ではその後、直接的な罵倒が左から右に流れました。

小説では生かしていない語彙力を以て、ここぞとばかりに流れました。


生ハムとオリーブのオープンサンドは諦めました。

家で床に落としたくらいなら30秒ルール適用で拾って食べますが、さすがに野生のバードの落し物は無理です。

私は140歳まで生きたいという野望を抱える身ですから、泣く泣く諦めました。


ここまで席を温めていらしたかた、良かったです、正解です。

「OK、フルオープン」←これがフラグ、全然OKではありませんでした。


これ以降、好きなものから食べることに変えました。

君子だって豹変するのですから、君子要素ZEROの私は速攻で豹変しました。


「東日本好きなものは最初に食べる派閥」の会長に、いつか上りつめたいです。

外様ですからその道は険しそうです。



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― 新着の感想 ―
『最後にとっておく派閥』に属します。 小さな頃は好き嫌いがあって、口直しの意味で好きなものを最後に食べていました。 甘い卵焼きとかです。 今は大体何でも食べれますが、その習慣は継続しています。 オープ…
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