【26】誤字脱字衍字と誤用、そして変換ミス
いつも誤字報告をありがたくいただいております。
なんでそうなった?というミスを見つけてくださるのは本当にありがたいです。
多いのは衍字ですね。
書き直している途中で助詞を消し忘れて「この先にに」などとなりがちです。
あとは漢字の誤用。
これが一番恥ずかしいです。
生きていてすみません。
怪しいなと思ったものは全部調べているはずですが、
目の粗いザルで、わりと素通り。
平仮名で書いてあるものを漢字に直してくださる系の報告は
スルーさせていただくことが多いです。
特に「みつめる」は「見つめる」と2億人くらいのかたから指摘をいただきますが、
今後も直す予定はありません。
私の中では「みつめる」は平仮名なのです、申し訳ないです。
あと「あちらのかた」の「かた」も「方」にはしていません。
「かたがた」の時だけ「方々」と使っています。
「ほう」と読んでもいけてしまうので、これは平仮名にしています。
最初の頃はルビを振っていましたが、平仮名にすることにしています。
理由もなくその時だけ平仮名にすることもあります。
その前後の文章に画数の多い漢字が多く使われている時は、
真っ黒になるのを防ぐためにどれかを平仮名にすることもあります。
「ついたて」を「衝立」とは変換しないです。
こういう漢字表記があるのに平仮名であるほうが読みやすい場合も漢字にしません。
誰にとってもそうだからではなく、私が読みやすいことを基準にしています。
ルビの数もなるべく少なくしています。
「舞踏会」「戦友」みたいなルビを振ることはほぼありません。
ルビのちっちゃい字は、暗い寝床でスマホで斜めから読んでいると見えないですから。
日頃あまり使わない(と思われる)熟語は、最近は別の読みやすい単語に置き換えるようになりました。
純文学なら、その単語に1gの分銅を乗せるようにギリギリで選ぶことはあるかもしれませんが、スルっと読めるほうに重きをおいています。
ミスはゼロにはなりません。
頑張って読み返していますが、自分の書いた文章というのは実はとても読みやすいのです。
読みやすいためにスルーしてしまうことが多いです。
文章の間違いといえば、以前とんでもない失敗をしたことがありました。
仕事で取引先相手に送るメールの中で、こちら側のミスを謝る文章でそれは起きました。
「申し訳アリアン船」というありえないミスに気づかずに先方に送りました。
アリアン船ってどんな船だよ!と己の頬を金棒でぶん殴りたくなりました。
謝罪している場面でのコレはもう、本気で取り返しがつかないやつです。
すぐに電話で直接謝罪を伝えました。
でも相手のかたが、とても素晴らしいかたでいらして、
「あれからずっと思い出し笑いをしているので大丈夫です」と、
少しもダイジョバない感じでどうにか収めていただくことができました。
あれから何年経っても「申し訳」と打つだけで、私の頭には『アリアン船』が浮かびます。
絵面としては宝船みたいなものです。
欲をかいて積載量を超えて載せて沈みかかっているような船です。
きっとこれを読まれた方々も、「申し訳」と打ったら「アリアン船」が浮かぶことになったと思います。
申し訳ありません。




